幻の姫谷焼

幻の姫谷焼を現代に再生

姫谷焼と鍋島焼

2019-10-04 23:17:41 | 日記
姫谷焼の色絵皿をじっと眺めていると、青色が全て呉須の染付です。古九谷様式は青色が紺青色の色絵絵具です。鍋島焼の色絵皿は青色が呉須の染付です。
姫谷焼の呉須の色合いが、鍋島焼の呉須の色合いとよく似ています。
姫谷焼の陶工は鍋島焼の人が来ていると想像します。
鍋島藩の陶工が、姫谷になぜきたのだろうか疑問に思いますが、鍋島藩と西本願寺の関係に謎を解く鍵が隠されている気がします。

姫谷焼色絵

2019-10-04 15:29:11 | 日記
姫谷焼の色絵の特徴は、青色を呉須で描いていることです。
古九谷様式は青色を紺青の色絵絵具を使っている。
鍋島は青色を呉須で描いています。
このことから姫谷焼は、鍋島の陶工が来ていると考えられます。
高台作りも鍋島に近い作りです。
青色の呉須の色合いも鍋島に近いと考えると、姫谷焼の色絵は鍋島と深い関係にあったと考えられます。