幻の姫谷焼

幻の姫谷焼を現代に再生

高台作り

2019-10-25 11:30:14 | 日記
焼き物作りで一番大切な場所は高台。
姫谷焼の高台を見ると1人や2人の制作ではない。
時代も違う。人それぞれの癖もある。

白磁の高台でも初期伊万里の高台に似ているのもあるし、中国の影響を受けた高台もある。
朝鮮は高台が小さい。中国は高台が大きい。
高台作りから見ても、鍋島藩が関与しているのは間違いない。
姫谷焼のオーナーは浄土真宗本願寺派であるのも間違いない。
水野藩は全く関与していないので、蚊帳の外であります。

市右衛門

2019-10-25 07:07:35 | 日記
姫谷焼の窯跡には市右衛門の墓石がある。
市右衛門なる人物は何者かよくわからないが、一応、姫谷焼の陶工である。
酒井田柿右衛門のような名前ですね。
姫谷焼の棟梁見たい存在だろう。
姫谷に来る前は、鍋島にいたのかも知れない。

姫谷焼と鍋島焼の共通点

2019-10-24 06:30:16 | 日記
色絵の青色が呉須の染付で、高台が高い、櫛形高台がある。姫谷の陶工は鍋島焼に従事していた陶工に間違いない。
鍋島焼は献上品を焼く窯で、一般には市場に流通しない。作品を見て制作をしていない。
鍋島藩の許可がないと姫谷の地で陶工は作陶はしない。

スケッチ

2019-10-21 22:02:59 | 日記
姫谷焼の学術的なことはほぼわかった。
これからは制作に力を入れなければならない。
まず、デザインを考えるために、ラフなスケッチをする。
西本願寺の三十六家集を近いうちに見に行ってみたい。