忘れないことが大切

1995年の阪神・淡路大震災から25年。

同じ年の3月、地下鉄サリン事件が起きた。
その1週間前、私の父が亡くなり、築地本願寺で葬儀を行っていた。

同じ年の4月、息子が小学校に入学した。


もう、25年。

夫が亡くなって、毎月、月命日にはお墓参りに行っていた。
亡くなって5年が過ぎたころから、、つい忘れてしまう。

お寺のご住職には、思い出すことが何よりの供養だと言われる。
事あるごとに思い出してはいるが、日々の忙しさの中でお墓に行くことを忘れてしまう。

忘れないことは難しい。

今日は、とてもいいお天気。
お昼前に息子が出かけたので、昼食もそこそこに、お墓参りに行ってきた。


通り道の真っ赤な実は、去年も写真を撮ったと思う。

冷たい空気と、暖かな陽ざしで気持ちの良い日だった。

もっともっと生きたかっただろう、悔しかっただろうと、、、
たくさんの人がそんな思いを抱いているだろう。




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