これは山茶花?しべの形は山茶花ですが
花の大きさは椿でした
久し振りに先日和服で落語会にいきました
深緑の大島紡ぎにあわせて鶯色に椿模様の帯に
半襟、帯締め、帯揚げを辛子色を選びました
濃い緑の大島が珍しかったのと
男物の大島絣の色々が集まって居るのが気に入って
購入したのは20年以上前
帯を合わせるのが楽しみな着物です
一昨日岡山の友人からの荷物が届きました
疎開した時のおやつだったはったい粉と黄な粉に
懐かしい丸餅が入って
岡山矢掛ではお湯で茹でて食べていました
その湯で汁に塩を入れて飲んだ味が思い出されます
はったい粉は戦前の東京でも麦焦がしと言って
砂糖を入れてお湯で硬くといて御餅状にしたり
緩く溶いて葛湯の様に飲んだり
そのままむせながら食べたり
色々に楽しんだ物です
疎開した時は小麦を炒って石臼で挽きました
香ばしい匂いに早く食べたくて、
臼の穴に小麦を沢山入れると粉が粗くなって
美味しくない事を勉強しました
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クロス・ステッチ復刻図案集 (Handmade Series) |
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東欧の小さなクロスステッチ---花、鳥、小動物と連続模様など愛らしい図案たち |
河出書房新社編集部 |
きっと素敵な出で立ちだったことでしょうね。
渋い色合いですが、大島であればこその垢抜けた気品さを感じます。
そんなお姿を遠くからでもそおっと眺めたいと思いましたよ。
「はったい粉」なるもの初めて知りました。
地域の名産なのでしょうか。
昔からのものが今もなお大切に守られていることは嬉しいですね。
はったい粉、子供の頃のはもう少しざらつきがあったのですが、機械で作る為か滑らか過ぎて物足りない感じです。
お餅のようにしたり、お汁粉の様にしたり、粉のまま口に入れたり、身近でしたね。
◇ぴろまりさんへ
大島は何回も仕立て直しが出来るので、一番古いのは60年も着ています。
はったい粉は又の名を麦焦がし、土地により(こうせん)と言う所も有ります。
小麦で出来ていて、お菓子の麦落雁になっています。
戦時中は、代用食でもありました。
香ばしくて美味しいですよ。