12月の上旬、紅葉っぽい風景ないかなぁ、とちょっと探してみて、洒水の滝へ行ってみました。
洒水の滝(しゃすいのたき)
アクセス:(東京から電車だと)小田急線で新松田 御殿場線(松田駅)に乗り換え山北駅下車 徒歩20分くらい
御殿場線が本数少ない(1時間に1本くらい)ことを除けば駅からもほどよく山の空気を感じながらの散歩気分で行くことができ、このクラスの滝を見るにはパフォーマンスは上々ではないでしょうか。
日本の滝100選にも選ばれ、公式HPの文を借りれば「雄大なその姿は三段からなり、落差は一の滝は69m、二の滝は16m、三の滝は29mという豪快な滝で、古くから相模の国第一の滝とされ「新編相模国風土記稿」では、「蛇水の滝」と記されています。」とのこと。
個人的な印象としては豪快というよりは優美、「蛇水の滝」は確かにそんな感も受けるかな、といったところの、なかなかに立派な滝でした。
紅葉の季節ではあったけど、訪れる人もパラパラといったところで、行列だったり喧騒の中を落ち着かなく見るということもなく、静かに堪能することができました。
確かに遠方から人が押し寄せる、といったような華やかさや豪快さはないかもしれないけど、関東で滝を見るならコスパとかタイパとかといった面では結構いいのではないかな、と。紅葉も全山錦の、といった風ではないけど、静かに何本か色づいている木もあって、それなりによい雰囲気ではありました。
何だかんだ言っても最近は関東も冷え込み、雪の地方での大雪のニュースも。秋がなかった感じで、気が付いてみれば今年もあとわずか。
来年、よい年でありますよう。
この週末に妙義山へ行ってきました(山頂とかには行ってない。石門巡り)。
11月も下旬だというのに石門付近の大きな紅葉の木の葉などは真っ紅というよりは、緑・少し橙、といった感じでした。
色づいた木々もありましたが、ネットでの例年の紅葉情報では~11月中旬という記事が多かったような印象有り、やはり今年は一段と遅いようです。
アクセス:妙義山(石門群)※車で。
駐車場は妙義山登山なら道の駅が最寄りらしいですが、石門巡りなら中之嶽神社前の駐車場(県立妙義公園駐車場普通車?とにかく神社のすぐ目の前、広いです。無料)。上信越自動車道松井田妙義ICから車で25分くらい(だったような)。道の駅の駐車場は朝かなり早くから結構な数の車。車中泊とかも多いのか?中之嶽神社前は特に朝早くはほとんど車いませんでしたが。
駐車場から道路を渡って神社へは入らず右へ数百メートルほど道路を歩くと石門群入口。
※登り始めると程なく第一石門に到着、その後すぐに第二石門、少しだけあって第三石門(ちょっと道から外れている)、第四石門、の順に見られ、第四石門をさらに行くと大砲岩へ向かい、石門前の広場みたいなところから左へ上がっていく道を進むと山中を通って(こちらは鎖場などはない)中之嶽神社へ。何もしなければ所要時間は1時間半くらいかな。
※写真の風景は妙義山登山でなく石門巡りで見られる。
上級者向けの妙義山登山とちがって石門巡りは気楽に、といったイメージの印象もあるが、特に第二石門あたり鎖場などもあることは心して行く必要あり。
石門や写真の風景(日暮の景というそうですね)はじめ、周囲の奇岩の風景は、よくこんな風景が自然にできたもんだとほんとに不思議なような、ここでしか見られない、「日本三大奇勝」の呼び名も納得いく風景。
写真の「日暮の景」は妙義山の紹介でよく見かける風景ですが、登山道からは見えず、第四石門の右端からちょっと脇に入ると見えます。林立する岩は結構間近に感じられ、遠方の山々との奥行きと広さの中、眼前の岩の迫力と立体感が印象的な風景です。「日本三大奇勝」もよく言ったものですが、一日中見ていても飽きない、が由来との「日暮の景」もまたよく言ったものだと思わせる風景です。