マンパワーってスゴイ
2月の大雪の時にも、みんなで雪かきをして、マンパワーの威力を思い知ったけれど
またまた、思い知らされました。
うちのちっこい畑。
長い間放ったらかしにしているうちに
雑草の背丈が伸び
「あ~ぁあ~、手がつけられないや」
と、思っていたところに、あの大雪。
それらの草が全部倒されて横になり、そのまま枯れてしまっていました。
そして、春になり気温も上がってくると、その下からニョキニョキと新しい雑草が育ってきて
「どうしましょう???困ったなぁ~」
と、思うばかりで何も行動が起こすことができません。
先週の日曜日、ryuryuのサッカーの試合の応援に行っていると
コロボックルのお兄さまから電話があり
「今日、大学生が何人か来るので、畑をやっつけようかと思うんだけど」
と、嬉しいお話がありました。
そして、こんなにきれいな畑に生まれ変わりましたよ
スゴイスゴイ
荒れ地が畑に生まれ変わりましたビックリです
お母さん、見てるよね。
葡萄棚はなくなってしまったけれど
畑が生き返ったよ。
ここで、葡萄作りをしたよね。
お父さんが元気な頃は、3人で。
ジベ処理したり、房作りしたり、芽欠きをしたり、傘かけしたり ・・・。
夕方になるとお母さんのひと声
「さ、今日はここまでやったら、赤ちょうちんに行くよ」
ってね。
赤ちょうちんって、居酒屋さんね。
畑仕事のあとのビールは格別
美味しくって、お父さんも私も競争で飲んでたわぁ~。
お父さんが脳梗塞になってからは
お母さんと2人で、葡萄を作っていました。
消毒も私がするようになって
お母さんは、消毒の農薬の入ったタンクをかき混ぜる係でね。
私の薬のかけ方が悪いからって
「もっと、ちゃんとかけろし」ってウルサイのよね。
棚上散布っていうのがあって、葡萄棚の下からもぐって、棚の上に上半身を出して、
ピストルみたいな道具で農薬を撒きます。
そんなこともやったやった・・・懐かしいな
で、2人で作った巨峰は
1年目・・・これ、巨峰???って感じの出来栄え。
2年目・・・うんうん、巨峰らしいね
3年目・・・やっと巨峰ができましたでもね・・・
お母さんは、巨峰を見ることも食べることもできませんでしたね
やっと巨峰が巨峰になったのに。
そして、直ぐに葡萄棚も取り払われて、雑草畑になってしまいました。
何にもないその畑でも、
そこにはお父さんの元気な姿、お母さんの笑っている姿
みんなで輪になって腰をおろして、お茶を飲んでいる姿
いろんな姿が私には見えます。
本当に感謝します
畑が畑になって、お母さんも喜んでいることでしょう。
コロボックルのお兄さまと、大学生のみなさま、
どうもありがとうございました。
美味しい野菜をいっぱい作ってくださいね、楽しみにしています
畑が再生したんですね。よかったです。
今後はマダムが主体的にやるって立場ではないのかもしれませんが、何ができるのか楽しみですね。