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あなたを見ていると

2006-01-30 02:25:18 | diary
二木てるみさんのご本、「あなたを見ていると、子供の頃を思い出します」を読み返しました。

3歳で映画デビューなさってから50年にわたる芸能生活を振り返っておられるのですが、これまでの数々の作品を通して、役者というお仕事にも、日常の生活にも、常に真摯にひたむきに向き合ってこられた二木さんのお人柄がにじみ出た、そして、監督や共演の方をはじめ、折々に出逢った人や作品への思いに満ちた素敵なご本。出逢いや巡り合わせを大切になさって、その必然性を深く感じていらっしゃることが、なにより心に残りました。

巡り合わせといえば、昨年のクリスマスイブのトマムでのコンサートのあと、コンサートの写真とともに1通のメールを受け取りました。トマムの美しい自然と、そして雪景色の教会に響くカンテレの音色を気に入ってくださって、3年続けて横浜からご家族でこのクリスマスのカンテレコンサートに来てくださっているとのこと、そして、お帰りになってから私のウェブログを見て二木さんのお名前があるのに驚かれたこと、それはその方がニ木さんの弟さんの高校時代のお友達でいらしたから、とのことで、「不思議なご縁を感じます」と。私もあらためて、ご縁や巡り合わせの面白さ、ありがたさを感じました。

二木さんが「言葉」を大切にされる思いから始められたというリーディングライブ。札幌時計台ホールで、1月31日と2月1日、いよいよ明日・明後日となりました。
「言葉」の作り出す、その空間にご一緒できることに感謝しつつ、音楽をつとめさせていただきます。




冬の息

2006-01-28 00:13:04 | diary
日野間尋子さんからいただいた、手作りのキャンドル。



きれい。彼女の描く抽象画みたい。

日野間さんの絵の、透明で繊細な色調と、凛としてしかもやわらかな空気感が大好きで、私のCD「Garden」のジャケットには、彼女の作品 ”Breath Winter 2003”を、盤面と裏ジャケットには、”Breath Spring 2003”を使わせていただきました。

彼女はこれまでにルーマニアやオーストリアなどでも個展を開いていて、旅の写真を見せてもらうのも、いつもとても楽しみ。

ルーマニアの展覧会のときには、”Garden”をお土産に持っていってくださったりもしたので、まだ自分は行ったことのないルーマニアを、それ以来、勝手になんとなく近しく感じるようになっています。

日野間尋子さんのサイトは
http://www.hinoma.com/hiroko/index.shtml

牛乳ポルカ

2006-01-26 02:02:51 | kantele
mfさんが運営されている情報ブログ「フィンランドなできごと」でも紹介されていましたが、フィンランドの乳製品メーカーValio社が、100周年を記念して、アートパッケージの牛乳を発売しているそうです。

絵本「ぶた」の作者ユリア・ヴオリ(このイラスト)、「サンタクロースと小人たち」でおなじみのマウリ・クンナスなど6人の人気アーティストによる牛のイラストのパッケージで、Valio社のサイトには作品と作家が紹介されており、壁紙をダウンロードしたり、e-cardを送ることもできます。


さて、コティカンテレ(あるいはコンサートカンテレ)でよく演奏される有名なペリマンニ曲にMaito Polkka(マイトポルッカ=ミルクポルカ)という曲があります。明るく牧歌的なメロディと跳ねるようなリズムが楽しい、親しみやすい曲です。

この曲の録音で一番よく知られているのは、”KANTELE”というアルバムに収録された Martti Pokela、Eeva-Leena Sariola、Matti Kontioが3台の25弦のカンテレで演奏したヴァージョンかと思います。このヴァージョンでは途中マイナーに転調して同じテーマを弾くのですが、これがまた、いったい何が起こったのかと思うほどに物悲しい。それからまたメジャーに転じて今度はダンパーでミュートしたポコポコした音色で、そして最後にまたダンプしない伸びやかなメジャーで曲を終えます。

ハンヌ・サハのレッスンでもこの曲を弾きましたが、彼は曲の終盤ぐんぐんテンポを上げて、わざと追いつけないくらいの速さになっては、終わった後ハアハア息を切らして見せたりしていたのが懐かしい。

Martti Pokelaの ”tuulikumpu”というアルバムではマルティ・ポケラのソロで1959年のこの曲の演奏を聴くことができます。


メールご送付のお願い

2006-01-23 02:18:56 | diary
10日ほど前のことなのですが、パソコンの不具合により、それ以前(この1年ほど)にいただいたメール及びアドレス帳を参照できなくなってしまいました。メールをいただいていた方々には、本当に申し訳ありません。
大変お手数ですが、これまでメールでお付き合いのあった皆様には、メールアドレス再登録のため、ara_hiroko@mbp.nifty.com(@を半角にして) あらひろこ宛て、メールをご送付いただけますよう、お願い申し上げます。

なお、よろしければ、今後コンサートのご案内等のメールご希望の方もこの機会にご連絡をいただければ幸いです。

大変お手数をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。

カンテレが来た

2006-01-23 00:33:31 | kantele
kantelemusic.com主催の5弦カンテレ作曲コンペ、Pike Bone Song Writing Competition 2005 の優勝賞品の5弦カンテレが届きました!
木目がくっきりして、象嵌の施された美しいカンテレです。製作者は英国のMichael.J.King氏。
やや太目のしっかりして艶のある響き。音量も豊かです。残響がとても長い。いい音です。

とても嬉しくて、さっきからずっと弾いています。