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Sweet full moon night

2010-03-31 00:52:00 | concert
 満月がちょうどいま、一番高いところにのぼっているようです。ちょうど窓の外まっすぐのところ、楓の梢のあいだに。今夜の月の光はなんだかあたたかく見えます。

 先週末からいろんなことがぐいんぐいん動いていてすごく面白い。春休み気分でなんとなく少しだけ気持ちにゆとりができた気がしたとたん、急展開がいろいろ。エキサイティングです。

 アルバムの録音も再開。前から少し迷っていた、ちょっと無謀かもという形で制作してみようかと、だいたい腹がすわったところ。

 フィンランドから北海道へ留学中の若きシンガー/カンテレ奏者Paivi Ollikainenさんの歌がとても素敵なので、5月中旬に、フィンランドの歌とカンテレのワークショップを開こうと計画しています。

 5月後半はRAUMAで東京でのコンサートも3公演あります。語りの末吉さんや、オオフジツボとの共演もあって、とっても楽しみ。

 そんなところへ、ノルウェイのカンテレ奏者Sinikka Langeland が5月に来日するという話が舞い込んで、急転直下、5月末に札幌でのコンサートも決定しました。RAUMAがオープニングアクトをさせていただきます。怒濤の5月!!準備の時間もあまりないけれど、Sinikka Langelandはトラッド、ジャズ、バッハなどを自在に往来して、ECMレーベルから多数のアルバムを出している素晴らしいミュージシャン。
 ぜひぜひ、カンテレファン、北欧音楽ファンの方たちのみならず、ジャズファン、クラシックファンの方たちなどにも広く聴いていただきたいと思います。
 
 詳細はそれぞれ追って。

4月のライブ予定

2010-03-27 17:19:00 | concert
 この数日ですっかりまた雪景色の春休み。春を目の前に足踏みしているようです。

 4月のライブは、14日にフェアトレードのお店「みんたる」さんでRAUMA、17日はカンテレ弾き語りが素敵なパイヴィさんとRAUMAのジョイントを「チョロン」さんで、そして29日はひさしぶりの「ガンゲットダイマ」さんでソロライブです。

☆4/14(水)RAUMA @みんたる(札幌)
【時間】19:00開演
【出演】RAUMA(嵯峨治彦&あらひろこ)
【ところ】みんたる(札幌市北区北14条西3丁目)
【料金】ご予約2000円、当日2300円(いずれもドリンク込み)
【ご予約・お問合せ】みんたる(tel 011-756-3600)

☆4/17(土)15:00スタート RAUMA + Paivi Ollikainen
【出演】RAUMA(嵯峨治彦&あらひろこ)
パイヴィ・オッリカイネン
【ところ】cholon本店2Fスペース
(札幌市中央区南1条西12丁目ASビル(電車通り南向き)
【料金】2000円
【お問い合わせ・お申し込み】チョロン  tel 011-210-0787
  http://journal.cholonweb.com/

☆4/29(木・祝)ガンゲットダイマ
【時間】18:00開演
【出演】あらひろこ
【ところ】ガンゲットダイマ
  (札幌市中央区南3条東1丁目6・2階. 電話011-222-8522)
【料金】2000円(別途オーダー)

若いカンテレグループ、あれこれ

2010-03-25 14:46:00 | kantele
 Anu Alviolaがエレクトリックカンテレを弾いているBlatentsaineは、リコーダーとアコーディオン、フィドルとカンテレの若い女性4人組。フォーク的なテイストのオリジナル曲は、メロディアスでノリもよくて、アンサンブルが気持ちいい。バンドと同名のアルバムは、2007年にフィンランドのカンテレ協会でBest kantele album of the yearに選ばれています。
http://www.myspace.com/blatentsaine

 更に若い、まだ「女の子」という感じの4人組のカンテレアンサンブル Kardemimmit は、中型のカンテレの良さも生かした演奏と初々しい歌声を聴かせてくれます。このあいだもご紹介しましたけれど、新しいアルバム、いいです。

http://www.myspace.com/kardemimmit


 ヒュヴァー・トリオは、カンテレと歌とベースの3人組。このMySpace音源ではシリアスな感じに聴こえますけれど、ステージでは、ちょっとファニーな衣装やステージングが楽しくてキュートで元気いっぱい。歌が表情豊かで、とてもいいのです。カンテレのUlla-Sisko は、サーリヤルヴィカンテレのアンサンブルSytykeのメンバーでもあります。



http://www.myspace.com/hyvatrio


サーリヤルヴィ・カンテレ・アンサンブル

2010-03-18 12:34:00 | kantele
 「サーリヤルヴィ・カンテレ」は、フィンランド東部に伝統的なカンテレで、スティック・カンテレとも呼ばれ、小さな棒を右手に持ちピックのように使って演奏します。左手をミュートにつかってコードを弾く、小型カンテレのコード奏法やミックススタイルに通じる演奏法です。

 過去のものとなってしまいそうだったこの演奏法を追求して、現代の第一人者となっているのがパウリーナ・シリヤラ。トラッドの演奏に加えて彼女自身の曲もとても良くて、サーリヤルヴィ・カンテレのリズミカルな演奏スタイルにとてもマッチした素敵な音楽をつくっています。
 
 ちなみに、パウリーナはマッチ棒ではなくて、バーベキュー用の木製の串を自分で6センチ程度にカットしたものをスティックとして使っています。フィンランドの串は、日本の竹串や爪楊枝ほどはとがっていなくて、若干太めです。

 Sytykeは、パウリーナはじめサーリヤルヴィ・カンテレのプレイヤーたちで結成された6人組アンサンブル。伝統的なカンテレの味わいを感じさせる残響の美しさも心地いい。ゆったりした美しい曲も、切れのいいコード演奏もそれぞれいい雰囲気です。10-15-19弦のカンテレのソロやアンサンブルの参考にも。



http://www.myspace.com/sytyke

・・・

 パウリーナ・シリヤラに関する過去の記事はこちら。
http://white.ap.teacup.com/kantele/600.html (アルバム紹介)
http://white.ap.teacup.com/kantele/733.html (2008年カウスティネンで)
http://white.ap.teacup.com/kantele/720.html (同じく2008年カウスティネンで。パウリーナのお庭でキャンプ)



3月は

2010-03-14 13:16:00 | concert
 先週の金曜日は、保育園を卒業する子供たちが園長先生のおうちに集まっての小さなコンサートによんでいただいて演奏してきました。
 みんな最初はちょっとかしこまったふうですけれど、すぐににこにこしながら聴いてくれて、一曲終わる度にとっても大きな拍手をしてくれて、知っている曲は小さな声で一緒にうたってくれます。
 終わったあとは、みんなもちょっとおすましの素敵なティーカップで、一緒にお母様の手作りのタルトとフィンランド風オートミールクッキーをいただきました!4月からは小学生。みんな元気にのびのび楽しく過ごしてね。

 毎年三月は、卒業や進級のお祝いで、こんな小さなコンサートによんでいただくことが多くなります。「じょじょ」のレッスンにずっと通ってきてくれているKちゃんも、春から中学生です。


写真は「じょじょ」でほころぶ梅の花。いい香り。