昨日5月28日、Sinikka Langeland 札幌公演、無事終了しました。
シニッカの音楽の圧倒的な素晴らしさに、もう、言葉もありません。すごかった。
森の奥遠くから響くような、あるいは空から降ってくるような、豊かで美しい歌声。シニッカのカンテレからは風や光や色が、森の鼓動が、繊細に自由にダイナミックに、この上なく美しく繰り出されて。
シニッカは、今回の来日にあたって自分の楽器を持ってきていなくて、札幌では、彼女が使っているのと同じ型の、私のKoistinen39弦コンサート・カンテレを使ったのですけれど、"Fantastic instrument!" を連発、よく鳴るいい楽器、ほんとうにいい音だ、と私のカンテレをずいぶん褒めてくれました。うれしい。
オープニングで演奏させていただいたRAUMAのことも、とてもいいDuo、ナイスなコンビネーションと何度も言ってくれて嬉しかった。
シニッカのステージは圧巻でした。彼女の豊かな歌が、繊細で奔放なカンテレが、会場の空気をがらりと変えます。
私は客席の最後列で聴かせていただいたのですけれど、客席からも皆さんの深い感嘆と驚きがつたわってくるようで、ぞくぞくしました。シニッカの音楽の素晴らしさをたくさんの方と共有できて、幸せでした。
コカリーニョのシンプルな舞台はシニッカの音楽によく似合って、光と影が美しかった。照明の高橋さん(コンカリーニョ)、ありがとうございました。
そしてとてもいい音でコンサートを聴いていただけたこと、ほんとうによかった。シニッカの歌声とカンテレの繊細なニュアンスをそのままに会場に響かせて下さった音響の高田さん(Zippy Sound)、大江さん(コンカリーニョ)ありがとうございました。
シニッカ、素晴らしい音楽を札幌まで届けてくれて、ありがとう。
多大なご協力をいただいた会場のコンカリーニョの皆さん、準備からコンサートまでたくさん力を尽くしてくれたNちゃん、Yさん、ほかたくさんの関わって下さった皆さん、シニッカの音楽をまわりに伝えて下さった方たち、遠くから近くから、応援して下さった皆さん。お陰さまですばらしい札幌公演が実現しました。ありがとうございました。
そしてご来場下さってシニッカの音楽を一緒に堪能して下さった皆様、本当にありがとうございました。
photos by Ayumi Nakamura
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