記憶の過程
- 記銘(情報をおぼえる)
- 保持(情報を保存する)
- 再生(情報を想起する)
記憶の分類
- 感覚記憶
視覚や聴覚などの感覚器官で知覚した非常に短い記憶、一瞬で消えてしまう
注意を向けないと感覚記憶に入らない
膨大な情報量を持つ - 短期記憶
ほんの数秒程度、限られた内容を覚えておくもの
一度に5~9個しか覚えられない
反復やまとまりを与えると長期記憶に移りやすい
長期記憶に移行しないと数秒から数分で消えてしまう - 長期記憶
ほぼ無限の容量を持ち、ほぼ永久に貯蔵されている安定した記憶。知識が貯蔵され意味的関係の構造をなしている
組織化されたり有意味の時、増強される
加齢に伴う低下が小さい記憶
- 単純なことを短時間で覚える短期記憶
- 言葉の意味や様々な知識に関する意味記憶(長期記憶)
- 技能の記憶(自動車の運転、スポーツ、ものづくりなど経験によって習得した技能)(長期記憶)
加齢によって低下する記憶
- 複雑な知的活動の途中において使われるワーキングメモリ(作業記憶)(計算しながら途中の結果を覚えておく、文章を読みながらその前の内容を覚えておく、など)(短期記憶)
- 経験した出来事や情報に関するエピソード記憶(昨日の出来事など個人的経験として思い出される記憶)(長期記憶)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます