11日にリリースされたAKB48の34枚目のシングルが、発売初週で売り上げが103万3000枚に達したことが16日、オリコンの調べで分かった。ミリオンセラーとなったAKB48のシングルは通算16作目で、歴代タイで並んでいたB’zの記録を13年9カ月ぶりに更新した。
このシングルのタイトルは「鈴懸の木の道で『君の微笑みを夢に見る』と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」。9月に行われた「第4回じゃんけん大会」でベスト16に入った選抜メンバーが歌い、優勝した松井珠理奈がセンターを務めている。タイトルが76文字と異例の長さであることも話題を集めた。
今回の記録更新を受けて寄せたコメントで、松井は「通算ミリオン獲得数1位の記録がかかっているということを聞いて、不安もあったのですが、本当に達成できてよかったです! 今は、ほっとしています…。いつも、みなさんが応援してくださっているおかげです! 」などと現在の心境を明らかにした。その上で、「この曲が記録だけでなく、みなさんの記憶に残る曲になってくれたらうれしいです!! 」と願いを込めた。
オリコンによれば、AKB48のシングルは、11年2月発売の「桜の木になろう」から「鈴懸の木の道で~」まで15作連続でミリオンセラーを達成。さらに、チャートの首位獲得についても、09年10月リリースの「RIVER」から21作連続を記録している。
このほか、AKB48のデビュー以来のシングル総売上枚数も2583万5000枚に上り、サザンオールスターズ(2517万9000枚)を上回る歴代3位になった。