AKB48が29日、「第64回NHK紅白歌合戦」のリハーサルを東京・NHKホールで行い、報道陣の取材に応じた。
AKB48の紅白はここ最近、大人数での人文字が恒例となっていたが、今年は曲順が49組中41番目と遅く、労働基準法の規定により出演できないメンバーがいるため、110人に減少。高橋みなみは「人文字は卒業。新しい形でAKB48の可能性を出せたら。出られないメンバーの分も1年の締めくくりにふさわしいパフォーマンスをしたい」と話し、指原莉乃は「今年は110の国と地域の衣装を着るので、みんな違う衣装です。初めての試みです」と明かした。
AKB48は本番当日、「紅白2013SP~AKB48フェスティバル!~」と題し「恋するフォーチュンクッキー」と「ヘビーローテーション」を披露する。高橋は「盛大なお祭りになります。今年『恋チュン』が世界中で踊ったり歌ってもらえて、改めて歌は人と人をつなぐと感じました。紅白を通じて歌の力を発揮できれば」と意気込み、大島優子は「ライブっぽく掛け合いをしたいと思っています。会場も視聴者も一緒に歌ってほしいですね」と声を弾ませた。
AKB48は、今年で6回目の紅白歌合戦出場となる。
◆AKB48プロフィール
総合プロデューサー秋元康の呼びかけで2005年に結成。2010年にリリースした16作目のシングル「ポニテールとシュシュ」が大ブレイク。以後、ミリオンヒットを連発し人気を不動のものとした。今年リリースしてヒットを記録した「恋するフォーチュンクッキー」は自治体や企業のスタッフが参加して踊ったYouTube動画が話題に。被災地支援活動も2011年5月から毎月一回継続している。