6月2日の劇場公演で卒業することが決まったAKB48の大島優子(25)が21日、テレビ朝日「ミュージックステーション 3時間スペシャル」に生出演。この夜が最後のMステとなった。
番組冒頭、タモリ(68)に水を向けられ、大島は「寂しいですね、タモリさん」と感傷に浸りつつ、笑みを浮かべた。
13歳の時の写真も公開し「先輩に学ランのボタンをもらったんです。腕の…」と笑いを誘った。
出番前のトーク。これまでを振り返るVTRの後、卒業後は「歌わない。お芝居で表現を突き詰めたい」と語った。
この夜は最後のセンターを務めた「前しか向かねえ」(今年2月発売、35作目)が1曲目。
「ミュージックステーションさんは生放送なのでトークでドキドキしたり、素敵なセットやカメラワークで、メンバーがキラキラ輝きました。タモリさんをはじめ、スタッフの皆さん、ありがとうございました」とあいさつ。
続いて卒業曲「今日までのメロディー」をテレビ初披露した。
うっすら目も潤んだが、最後は初のセンターを務め、今年2月にYouTubeで再生回数1億回を突破した「ヘビーローテーション」(2010年8月発売、17作目)。テンション高く、にぎやかに熱唱した。
今月29、30日の東京・国立競技場ライブで卒業セレモニーが行われ、4、5月は劇場出演はないものの、握手会などに参加。最後は原点の劇場での卒業公演をもって8年のアイドル活動にピリオドを打ち、本格的に女優の道へ進む。