あの里山の一段と目立つ紅葉を見てからまたしばらく歩くとこんなえも言われぬ紅葉に出会った
突然 「しぐれて いくか ・・・・」なんていう声がしたら本当に時雨が・・・
山頭火のような気持ちだったのかしら?
車で時雨をやり過ごしながら また里山歩き
本当に何でもない景色なのだけれど今の季節の里山は私を旅人の気分にしてくれる
白壁のはげ落ちた土塀に真っ白なサザンカもいいもの
そして柿の木のオブジェもいいもの
こんな柿のなり方は見たことがないけれど・・・・
茅葺きに瓦をかけてあるけれど庭に置いてある耕運機がまた味があるし
お地蔵さまの祠もいいもの
もう時雨は止み先ほどと同じ青空が広がってきた
里山の小春日和は心をなごませてくれる
この里山はいつ来ても美しい色彩りで語りかけてくれる