時々
市内いろいろ
富士山検定
模擬問題(文化・生活編)
第8問 歌川広重の「東海道五十三次」の中で、富士山が登場するのは
全部で何図?
① 2図 ② 6図 ③ 25図 ④ 53図
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正解 ②の6図
歌川広重
歌川(安藤)広重(1797~1858年)は、江戸・八重洲河岸で火消同心であった
安藤源右衛門(アンドウゲンエモン)の子として生まれる。
1811(文化8)年に歌川豊広(ウタガワトヨヒロ)に入門した頃より家業を辞め、
絵師の道に進む。広重のほか、一遊斎(イチユウサイ)、一幽斎(イチユウサイ)、一立斎
(イチリュウサイ)などと名乗っている。
主に風景画の分野で活躍し、浮世絵だけではなく肉筆画も得意とした。
代表作に『東海道五十三次』『名所江戸百景』『金澤八景』などがある。
広重も北斎と同じく富士山を主題にした作品を描いており、組物としては、
広重56歳頃の作『不二三十六景』と死後に出版された『冨士三十六景』の
2種類が知られている。また代表作、『東海道五十三次』全55図のうち、
『川崎・六郷渡舟(ロクゴウワタシブネ)』『平塚・縄手道(ナワテミチ)』
『箱根・湖水図』
『原・朝之富士(アサノフジ)』『吉原・左富士(ヒダリフジ)』
『由比・薩埵嶺(フジサッタミネ)』
の6図に富士山が描かれている。
〔富士山検定公式テキスト〕富士山検定協会著2006年発行から