タコカレ海を渡る

2010年6月より青年海外協力隊として活動中。10ヶ月のブルキナファソ生活、5カ月の日本待避生活を経て今度はマラウイへ!

フトゥ

2011-03-26 04:05:54 | @burkina
フトゥというのは、西アフリカの芋料理。コートジボワールやガーナで良く作られているらしい。

要するにイニャムという芋の芋団子なんですが、これを元患者かつ同任地先輩隊員の職場仲間マダム宅で作ってきました


先に完成品からご紹介。




奥に写ってるのがフトゥの本体(本体ってなんか表現へんだけど)

どうやって作るのかと言うと、イニャムをやわらかくゆで、ひたすら叩く(つぶす?)だけ、という至ってシンプルな料理法。

いかにもアフリカって感じの、臼&杵で勢いよく力強くつぶす!!!!!

これが、結構疲れるのね・・・。



しかし、そこは理学療法士。疲れたら使う筋肉を変えるという裏ワザを駆使して、ガツガツ作りました。



ちなみに先輩隊員は、私の4.7倍くらい早く疲れてた。写真はマダムが「こうやるのよ!」と横から口だししているところ。笑



私の活躍ぶりはいまだ先輩カメラの中なので、機会があったらお披露目したいと思います。


ソースの方はというと、「ガーナでしか売っていない」という謎の木の実をつぶして作りました。初めての味、、、おいしかったですよ。



ちなみにこのフトゥ、なんとアルコールを摂取しながら調理されたものだったりします。


アルコールの正体は現地のお酒、その名もドロ。

ドロは普通常温で売られていて、ぬるいんです。味はビールの炭酸を消して、苦みの半分を酸味に置き換えたような感じ。。

でも、このときのドロは違いました。なんとよく冷えた(正確には凍った)ビサップジュースを加えてたんです。


ビサップジュースのせいで褐色のドロが少し赤くなりました


ビサップジュースはハイビスカスのガクで作ったジュース、道端のあちこちで売っていて良く飲まれています。


ドロ+ビサップ。つまりカクテルですね。。なんかいいネーミングないかしら?笑


ビサップジュースが凍っているので、ドロもいい具合に冷やされておいしい!!

ビサ語で酔っ払いのこと「タンゴタンゴ」っていうそうで、酔っ払ったようにふらふらしながら「たんごたんご~」って言ったらマダムに大ウケでした。

これ、ビサ族の人に対する一発芸として使えるな。。。



イニャムの日本語訳は山芋ってなってるんだけど、日本の山芋でもフトゥ作れるのかな??








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