タコカレ海を渡る

2010年6月より青年海外協力隊として活動中。10ヶ月のブルキナファソ生活、5カ月の日本待避生活を経て今度はマラウイへ!

避難所の様子

2011-06-08 16:47:08 | burkinaとJAPONの狭間(多分)
二本松での山籠りも一週間が経過。

今更ではありますが、現在の避難所としての概要を書いてみます。



避難所は一次避難所と二次避難所、それから仮設住宅・借り上げ住宅などに分類されますが、ここ二本松訓練所は二本松市内最大の一次避難所となっています。

福島県と応援にきている滋賀県職員が24時間体制で住民支援、施設運営面ではJICAが全面的に県に協力しているという状況です。

我々ボランティアは主に住民の方の健康面のサポート役。定期的に訪れる県や市の保健師・巡回医療チーム等と住民を繋ぐのもボランティアの重要な役目になっています。


一時は500名近かった避難者もだいぶ減って現在は140名(浪江町、富岡町、南相馬市の方々)。

全員に個室があたり食事も3食通常の訓練時と変わらないあたたかいものが提供されていて、みなさん一見非常に落ち着いた生活を送っておられます。




みなさんの今の関心事は避難所を出た後の生活のこと。仮設住宅の完成に伴って一時避難所は少しずつ閉鎖されていきます。

二本松訓練所も7月一杯をメドに避難所としての機能を終える予定で、次の生活への移行時期というわけです。



体に不自由があって、運動療法などの機能訓練が必要と思われる方は片手で数えられるほど。あとは希望する方にマッサージしながら、いろいろお話を伺っているというのが私の活動実態です。


本音と建て前はあるにしても、来てくれてよかったなどと言われるとやはり嬉しいもの。

避難している方々に何か役立てていればいいなぁとは思いつつ、ボランティアの本質は単なる自己満足なのかもしれないなんて思いつつ、日々奮闘しております。



先日行われたジャズコンサートの様子





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