サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

日本衰退論に思う➀

2023年04月24日 21時45分44秒 | 企業革新・経営革新
日本が衰退していくという議論が当たり前のようになりました。

ひとり気を吐いているのが自動車業界ですが、
「100年に一度」と言われる戦いでは、楽勝とはいかないでしょう。

その他に世界で冠たる産業といえばアニメか観光? ひょっとしたらブランドある農作物か。

最近思うことは、産業の衰退よりも人の減少と安定志向。
安定志向は悪く無いのですが、安定⇒楽を求め、「事」を「仕掛ける」仕事が少ない印象。

それを見透かしてか、若い人は大手ではなく、スタートアップを目ざす。グッドです。
伝統的大企業は、「個」力ではなく、組織力で仕事をして成果を挙げるものの、「個」が
ひっそりと大人しくしているようでは、組織力も発揮できません。お釣りで活きている?

どの産業が出で来るかの前に、個人がどんな働きをするかでしょう。




働き方改革を、時間短縮をメインにして考えて大丈夫でしょうか。

2017年05月07日 16時18分11秒 | 企業革新・経営革新
政府が唱える「働き方改革」に異を唱えるつもりはまったくないのですが、気になる点がございます。

「さぁ、今日も定時だ。帰りましょう。帰宅したら趣味でも」ということで、世界に冠たる日本企業でいられるのか。

古臭いですが、プロジェクトXの部分はいつの時代にもあるでしょう。

ある企業で、若い社員が自殺された影響は計り知れません。

そのせいかどうかわかりませんが、就活で「福利・厚生」ばかり聞いてくる。おかしい。

ホントにこれで大丈夫でしょうか。

組織の活性化をするなら、個人の活性化を。せめて最低でも個人を無視しないで。

2017年04月18日 07時19分53秒 | 企業革新・経営革新
組織の活性化、チーム力の強化。そういうものにターゲットが当たってきているように思います。それはよいことだと思います。

一方で、政府主導の「働き方改革」。これもとてもよいことだと思います。

それでも、何か上手くいくような気がいたしません。

イノベーション。そんなに簡単にいかないでしょう。

組織の活性化で忘れてはならないのは、個人の活性化と思っています。
そうすると、キャリアコンサルタントがキャリア開発を、メンタル担当が「心の健康を」と。

どうも合点がいきません。人を無視するような、人を斬るような会社。
そういう会社に組織の活性化はできるのでしょうか。

せめて、個人を無視しないこと。個人をひとりにしないこと。
相手の性格によっては難しいかもしれませんが、
その気持ちがないと、組織の活性化は、「夢のまた夢」でしょう。



「日本の会社は改革者を冷遇する」というコンサルタントの嘆き

2017年03月30日 06時32分45秒 | 企業革新・経営革新
また、コンサルタントの皆さんの嘆きが聞こえまてきました。

「日本の会社って、本当の改革者を冷遇するよね」と。
これ、コンサルタントたちにしてみると困るのです。なぜならば、せっかくクライアントの中にヤル気のある人をみつけて。改革のドライブを仕かけているのに、社内の誰かが足を引っ張る。或は中途半端な気持ちで取り組まれて頓挫する。

既得権力を有する人たちからみたら改革者は邪魔者。そのひとたちはマジョリティにの中にいます。

改革者を守ってあげるのは上司や経営者。もし、その経営者が認可したことであるならば、改革者を守ってあげるのが尚更でしょう。しかし、マジョリティに押されて経営者たちも改革者を遠くから看過する。

そして、どうでもよい旧態然とした保守派というか、自分のことしか考えていないバランス感覚の持ち主が牛耳って、会社を衰退に追い込む。

なんとも情けない話し。

こういう会社は、コンサルタントを嫌います。多分、「口だけでわかってない」とでもいうんでしょう。