サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

退職した人に「ご苦労様でした」は、人によってはムカつく言葉

2017年05月20日 20時01分40秒 | コミュニケーション
退職した人に、よく使う言葉。例えば、「長い間、社業ご貢献され、。ご苦労様でした(またはお疲れさまでした)がございますね。

これ、退職した人のキャラクターや、会社に対する思いによっては、非常に不愉快な言葉に聞こえるそうです。

この場合、まず最初は「どうもありがとうございます」から入りるとよいと聞いたことがございます。むろん、いきなり「どうもありがとうございました」は変ですよね。ですから、
「今回、ご退職とお伺いいたしました。〇〇さんがご退職と聞いて、真っ先に浮かんだことは、、、、」と過去のご指導、お世話になったことを挙げると、相手の方は嬉しいそうです。

そういうのもなく、誰でも書ける「ご苦労様」文章は、退職された人からは、「ありきたりなこと書いてさ。儀礼じゃないか」程度しか思わない人も。

会社を去っていくということは一大決心なのですから、感謝の気持ちから入るとよいですね。

人手不足? 実際は若手不足が現実。スキルをもった普通の会社員の苦悩

2017年05月13日 07時27分39秒 | 就活・採用
世の中、どこへ行っても人手不足の話しばかり。しかし、変だなと思います。
本質は、顎でこき使う若手が欲しいだけではないかと思います。一方で、50代で様々な知識や経験を持った人たちの就労の難しさ。

先日、神業の職人の仕事先が見つからないという話しを聞きました。職業を紹介する機関が紹介しようとすると、「その人、いくつ?」から始まるそうです。「58歳」と答えたら、「それならいいです」と回答。その人の凄さも何も聞かず。

転職サイトでに応募した人。この方も色々なご経験をなさっていて、人間的にみても問題なし。事実、ハローワークに行っても、担当の職員から「仕事の業績も素晴らしいし、人格的にも素晴らしいのですが」と。

しかし、受ける会社がみつからない。それは前の会社のお給料にくらべて低すぎるからだろうか。
それでも、面接くらいしてみてもいいのではないでしょうか。

よくよく見ると、定年60歳と書いてある。どうも、ここがくせ者でしょうか。

働き方改革を、時間短縮をメインにして考えて大丈夫でしょうか。

2017年05月07日 16時18分11秒 | 企業革新・経営革新
政府が唱える「働き方改革」に異を唱えるつもりはまったくないのですが、気になる点がございます。

「さぁ、今日も定時だ。帰りましょう。帰宅したら趣味でも」ということで、世界に冠たる日本企業でいられるのか。

古臭いですが、プロジェクトXの部分はいつの時代にもあるでしょう。

ある企業で、若い社員が自殺された影響は計り知れません。

そのせいかどうかわかりませんが、就活で「福利・厚生」ばかり聞いてくる。おかしい。

ホントにこれで大丈夫でしょうか。