軽井沢one beauty 片山農園の日々雑感

軽井沢で農業をしながら、ちょっとしたことをブログに書いてます

コールセンターの娘

2013-10-17 19:32:07 | 農業
明日の出荷数量を今日の午前9時半までに地区纏めて農協へ申告する。
家の地区は農家が二軒なので、週交代の当番制にしている。
当番には朝8時半までにメールで申告することになっていて、今週は僕の当番。
9時半までに農協予冷庫へ出荷に行ければ、申告用紙をそのまま農協へ提出するが、間に合わない時は家に電話して、ファックスを送ってもらう。
今日は絶対9時半までに農協予冷庫に出荷に行けないと思ったので、申告用紙に400と書き、娘に「電話するから400の下に言った数書けるか!?」と聞く。
「書ける!!」
「頼むぞ」
「任せて!!」
保育園へ行く前の彼女の重要な仕事だ。
メールが来たので、畑から電話をする。
電話に出るやいなや「パパ!?50?」
いきなり50って^_^;
でも、もう一軒の農家の人の出荷数量は偶然にも50だった。
なぜ50と分かったのか?
その農家の状況を把握しているのか?
「うん50、書ける?」
「書けるよ~」
「頼むね」
「わかった」

昨日課長に出荷数量を増やしてと言われたので、午前中20増やして220出荷して帰って来た。
実習生を宿舎まで送ると、明らかにエホバと思える女性が二人歩いていた。
トラックから実習生が降りると、その女性二人が実習生を囲み、キリストが書いてある何やらを渡して話し出している。
実習生は困り果て「お兄さん!!お兄さん!!」と僕に救いを求めてきた。
もはや実習生を救えるのは、キリストではなく僕である。
トラックをUターンさせ、もう一度トラックに乗せその場からエスケイプ。
実習生は僕が神に見えたに違いない。