誕生日を祝う習慣

初めて実習生を受け入れた年の子は、誕生日が僕と一日違いで、他の農家の人も受け入れた実習生の誕生日が、その受け入れ農家の人の誕生日とこれまた一日違いだった。
そんな偶然あるのか？
僕達はその偶然にテンションがあがり、実習生にそのことを説明したが「ぽかーん」だった。
誕生日を祝う習慣がないのか？生年月日が適当なのか？
それ以来、実習生の誕生日は流している。
まぁ実習期間に誕生日が無かった子もいるが。
そして、今年の実習生の誕生日が今日だった。
プロフィールに書かれている生年月日を指差すと同時に、スマホの翻訳機能を駆使し、「今日誕生日でしょ？」
これまた「ぽかーん」だ。
オイオイ違うのか!?
何回か説明するが「ぽかーん」だ。
スマホの日付を見て、今日が6月9日と知ったようで、「ハイ」と納得したようだった。
「なっ誕生日だろ？だから、ハイ」とプレゼントを渡す。
「ありがとーございます」
ここまで用意して誕生日じゃないって言われたら、どないすんねん!!
変な物あげるより、とりあえず何であれ『アディダス』にしておけば喜ぶだろうとアディダスのTシャツをあげた。
僕の着ているTシャツより良いものだぞ!!
W杯の時期なだけに、侍ブルーのTシャツにしてやろうかと思ったが、国へ帰って着た時に、反日の中国人にフルボッコにされやしないかと思い、侍ブルーのTシャツは止めたわ!!