危うく死ぬところ

明日から旅行。
その前に日の短いこの時期目一杯仕事せねば。
暗渠は掘り終えた。
埋め戻しは後にして、バックホーを違う畑まで移動。
移動には友人からダンプカーを借りる予定。
7時30分に友人に電話をすると｢もう取りに来ても良いよ｣と。
さっそく、ダンプカーを借りに。
こりゃ～予定より早い仕事開始になりそうだ。
ダンプカーを借りアルミブリッジを倉庫で積み込み畑へ。
アルミブリッジをダンプカーの
荷台にセットして、さぁダンプカーへ。
徐々にバックホーをアルミブリッジに進ませる。
アルミブリッジが軋む。
あれ？
バックホー傾き出した。
え？え？え～？
アルミブリッジが横にずれ出した。
どうしよう？って思った瞬間、バックホー横転。
この様だ❗

なんだか分からないが、右半身激痛。
いってぇ～
操縦席から脱出し、この状況に｢さて、どうしよう？｣途方に暮れる。
アルミブリッジはグンニャリ曲がり、もう使い物にならないようだ。
つーことは、今日予定している仕事は早くも頓挫だ。
とりあえず帰ろう。
足を引きずりながら帰宅。
一応、今日の予定が頓挫してしまったので、オカンに報告。
もう今シーズンのお役目を終え、来シーズンの出番まで冬眠生活に入った消毒用のトラクターを起こし、いざバックホー救助に向かう。
先程は気が動転していたが、いざ救助に向かうと、これレッカーで吊らないと無理じゃない。
トラクターでの引っ張りはトリアージで言うなら黒か？
ってこの横転、逆だったらカバーがないから、僕下敷きだったな。
トリアージ黒だったに違いない。
明日仲間内の旅行は、僕だけあの世への片道キップの一人旅。
葬儀委員長は容赦なく、旅行前に死ぬ方が悪いと旅行強行したに違いない。
色んな意味で、ぞっとしながら、キャタピラーの頑丈そうなフレームにワイヤーを掛け、トラクターで引っ張る。
横転したバックホーは徐々に傾きが戻り出す。
後一息！
トラクターのタイヤが空回りし出した。
ダメか？
四駆のスイッチON。
空回りしていたタイヤは畑を噛みしめ、再び引き始め、一気に元の姿へと戻った。
ありゃ、案外簡単だったな。
バックホー移動は諦め、埋め戻し作業を行うことに。
午後に入ると足の痛みは増し、酷い足の引きずり様。
明日は温泉治療ですわ。