ビニールハウスまでの往復はこの時期は徒歩。
帰る頃になると、最近必ず近所のじいさんが道の雪を片付け始める。
そこを通るのが難関。
なんか｢ご苦労様です｣と言うのも失礼だし、｢これは俺の仕事。仕事を取るな｣とも言っているので、どうそこを通るかいつも悩むとこである。
話かけるなオーラも気のせいだと思うが感じる。
だから、僕居ますよと僕居ますよオーラを出すように足音を立てながら近づく。
気付いてもらったら｢こんにちは｣と挨拶をする。
そして立ち話へ。
｢お前は若い頃ろくな奴じゃなかった｣と毒付かれる。
｢今は立派になった。大したもんだ｣なんそれ？
｢おやっさん元気か？｣
｢ダメですね。ボケちゃってるし、動けないし｣と答える。
｢まぁ良く働いたからな。農家だけど職人だよ｣とオトンを誉める。
｢俺も職人だから良く分かる。俺は軽井沢に来て40年。職人になって50年。良くやって来たよ｣
｢ですよね。50年職人やって指残ってますもんね😜｣毒には毒で返す。
｢オイ❕｣と言いつつ笑っていながら｢確かに‼️だいたい職人仲間無い人多いわ｣と職人エピソードを話し出し｢まぁ頑張れや‼️｣と言われ話は終わった。