麦を蒔く。
散粒機と言う農機具を使って蒔くのだけど、種の他にゴミが混ざっていて散粒機から麦が飛び出さない。
もう💢
近くでは、話したこともないここ数年定住してきたじいさんが草刈りをしている。
それも電気柵の辺を。
申し訳ない。
本来なら僕がやらなければなのに。
そのじいさんの草刈機が止まる。
見れば電気柵にする以前に鹿避けネットを張っていた残骸の紐が絡まっているではないか。
またまた申し訳ない。
「すみません。すみません」と言いながら近づく。
じいさんは謝っている「すみません」を声をかける時に使う「すみません」だと思ったらしく「なんでしょうか?」
そうじゃないんだよね。
「その絡まっている紐僕が片付けてなかったようで、すみません」
少し話をすると、そのじいさんは「皆さんが儲かるような政策を政府はしないと」などと語りだした。
すげ~な!じいさん。
いきなり政治の話になるとはただ者ではないなって思い。
あの散歩のじいさんとは偉い違いだ。