和束 茶源郷ガイドの会自主研修
今年は「お茶を識る」をテーマに茶源郷ガイドの会で研修を重ねていますが、9日は、全農京都府本部茶業市場(城陽)、京都府農林水産センター農林センター茶業研究所(宇治)の見学に行きました。

茶市場は、荒茶を茶業者に斡旋しているところです。
荒茶(あらちゃ)とは茶の葉から茶を作る製茶工程のうち、蒸す、揉む行程を経て乾燥された段階のもので、仕上げ加工前のものです。
入札の様子や、価格、生産量、農薬の事など多岐にわたり丁寧に説明を受け、また、入札システムの導入などについても知ることができました。
今日は競りを見学をする予定でしたが、雨続きの後で出品されるお茶が少ないという事で、中止になりました。
残念でしたが天候に左右される仕事だということを実感しつつ、本来なら行われているであろう様子を会場を見まわしながら想像し、茶市場を後に宇治の茶業研究所へと向かいました。

茶業研究所では、まず試験茶園に案内していただき、実際に茶葉を見ながらの説明はとても分かりやすく、よく手入れの行き届いたお茶の木は元気で「この木は50年たっています」と聞かされたお茶の木は、私たちの前に生き生きとした姿で太陽に照らされていました。
違う品種のお茶の木は、隣り合わせで育てられていましたが、皆な同じに見えました。
ここでは新しい品種を生みだし、名付け、育成する等、お茶の育成に関する様々な研究をされています。
緑色に輝く茶葉を見ていると、この研究所で、研究や仕事をされている努力の賜物が目の前にあるのだと思いました。
茶園から、茶工場に移動し煎茶とてん茶の製造工程を実に丁寧に、教えていただき良く分かりました。
頭の中がいっぱいになったその後は一休みし、日本の煎茶はこの方から始まったという、宇治田原町湯屋谷にある永谷宗円の生家に立ち寄りました。
内部公開は、土日なのですが、和束町のガイドの会メンバーと町の職員も同行という事で、平日にもかかわらず永谷家のお嫁さんの計らいで、内部を見せて頂きました。

この家屋は江戸時代のものがそのまま残っているのではなく昭和35年に新たに建てられているという事でした。
茶文化の聖地とも言える家屋の敷地には、お嫁さんが丹精込めて育てられている幾種類もの紫陽花の花が咲き誇り、訪れる人々の目を和ませてくれていました。
軽快な口調とにこやかな笑顔のお嫁さんに、紫陽花の花を頂き、充分すぎるくらいのもてなしを受けたように思えました。
この家屋の玄関には、日本遺産認定と書かれたものが置かれていました。2015年4月、文化庁が新たに設けた『日本遺産の」一つに高級茶として名高い[宇治茶」の生産に関わる景観が認定されました。
和束は宇治茶の一大生産地で私たちも和束を誇りに思うそんな記念すべき年に永谷宗円の生家を訪れる事が出来たのも、お茶がもたらす縁でしょうか。
この日頂いた紫陽花の花がガイドの会のメンバーのそれぞれの家で根付き、この日を思い出し永谷家と同じ紫陽花を愛でながらお茶を楽しむことができたら最高です。
よく学び、よく笑った日でした
今年は「お茶を識る」をテーマに茶源郷ガイドの会で研修を重ねていますが、9日は、全農京都府本部茶業市場(城陽)、京都府農林水産センター農林センター茶業研究所(宇治)の見学に行きました。

茶市場は、荒茶を茶業者に斡旋しているところです。
荒茶(あらちゃ)とは茶の葉から茶を作る製茶工程のうち、蒸す、揉む行程を経て乾燥された段階のもので、仕上げ加工前のものです。
入札の様子や、価格、生産量、農薬の事など多岐にわたり丁寧に説明を受け、また、入札システムの導入などについても知ることができました。
今日は競りを見学をする予定でしたが、雨続きの後で出品されるお茶が少ないという事で、中止になりました。
残念でしたが天候に左右される仕事だということを実感しつつ、本来なら行われているであろう様子を会場を見まわしながら想像し、茶市場を後に宇治の茶業研究所へと向かいました。


茶業研究所では、まず試験茶園に案内していただき、実際に茶葉を見ながらの説明はとても分かりやすく、よく手入れの行き届いたお茶の木は元気で「この木は50年たっています」と聞かされたお茶の木は、私たちの前に生き生きとした姿で太陽に照らされていました。
違う品種のお茶の木は、隣り合わせで育てられていましたが、皆な同じに見えました。
ここでは新しい品種を生みだし、名付け、育成する等、お茶の育成に関する様々な研究をされています。
緑色に輝く茶葉を見ていると、この研究所で、研究や仕事をされている努力の賜物が目の前にあるのだと思いました。
茶園から、茶工場に移動し煎茶とてん茶の製造工程を実に丁寧に、教えていただき良く分かりました。
頭の中がいっぱいになったその後は一休みし、日本の煎茶はこの方から始まったという、宇治田原町湯屋谷にある永谷宗円の生家に立ち寄りました。
内部公開は、土日なのですが、和束町のガイドの会メンバーと町の職員も同行という事で、平日にもかかわらず永谷家のお嫁さんの計らいで、内部を見せて頂きました。


この家屋は江戸時代のものがそのまま残っているのではなく昭和35年に新たに建てられているという事でした。
茶文化の聖地とも言える家屋の敷地には、お嫁さんが丹精込めて育てられている幾種類もの紫陽花の花が咲き誇り、訪れる人々の目を和ませてくれていました。
軽快な口調とにこやかな笑顔のお嫁さんに、紫陽花の花を頂き、充分すぎるくらいのもてなしを受けたように思えました。
この家屋の玄関には、日本遺産認定と書かれたものが置かれていました。2015年4月、文化庁が新たに設けた『日本遺産の」一つに高級茶として名高い[宇治茶」の生産に関わる景観が認定されました。
和束は宇治茶の一大生産地で私たちも和束を誇りに思うそんな記念すべき年に永谷宗円の生家を訪れる事が出来たのも、お茶がもたらす縁でしょうか。
この日頂いた紫陽花の花がガイドの会のメンバーのそれぞれの家で根付き、この日を思い出し永谷家と同じ紫陽花を愛でながらお茶を楽しむことができたら最高です。
よく学び、よく笑った日でした
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