和束 茶源郷ガイドの会「徒然草」

京都府景観資産登録の茶畑や史跡や歴史の中へご案内する和束茶源郷ガイドが皆さまの訪問をお待ちしています。

和束茶源郷ガイドの会 和束風土記 10月5日(日)

2014年10月07日 18時45分34秒 | 日記
10月5日(日)白栖区八王子神社の子ども奉納相撲

奉納相撲は、和束町では唯一この白栖区だけで行われています。
八王子神社は白栖区の山中にあり、正規の道は、118段の階段を昇ります。
 
階段を昇り切りますと、そこは境内。
見上げるばかりの大木が天を覆い、まるで自然のドーム。
その下に広がる境内は素晴らしい神域です。
この日は、境内に砂の土俵が準備されて子どもたちが相撲を取ります。
  
午後1時から神事が行われ、2時からは相撲が始まる予定ですが、この日は、台風18号の接近で雨模様の天気予報。
雨なら地区の公民館で行われる予定でしたが、少し小雨も降ったりやんだりで境内で奉納相撲が執り行われることになりました。
自然のドームが小雨からみなさんを守ることになります。
役員さんは、団扇や扇子を軍配にして、「はっけよい、のこった」。
地域の子どもたちが何度も何度も相手を変えて、ご褒美のお小遣いを頂きながら、相撲を取ります。
回を重ねるうちに白熱した勝負もあり、見ている方も楽しく、応援にも力が入ります。
赤ちゃんの参加もほほえましく、心ほのぼのしました。
    
長い歴史があるようですが、「社の左側に祀られている粟嶋大明神が格闘技を好まれたので、
こんな風に相撲をするようになったんやろなあ」と役員の方が話されていました。
かつては相撲を取った大人達の顔が子ども達の顔に重なり、相撲が地域を守ってこられたパワ-の源になったのではと思いました。
神様が白栖区のみなさんを応援しているように感じ、楽しい行事をみて、さわやかな気持ちになりました。

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