先日、友人宅へ遊びに行った時の話です。
彼女はとてもかわいがっていたワンコを二年近く前に亡くし、
居間の隅にちゃんとした佛具を並べてお祀りしています。
「最初は毎日リンをならしてお参りし、やがて一週間に一回、亡くなった曜日になって、今は月命日になった・・・こうしてだんだん悲しみは薄れてゆくのだね。忘れることはできないけど。」
としみじみ話していました。
数年しか生きられないという弱いワンコを引き取って、13年も共に暮らし、
私にはとても真似できない看病をし、看取り、弔った友人。
近隣の動物病院はみんな回ったそうです。
今日は先代ネコの命日なんです。
初めて自分が最期を看取ったネコ。
「桜が咲くまでがんばろうね」の言葉通り開花を待って逝きました。
悲しみは薄れても、きみを忘れないよ。
先代ネコ。寝てます。捻ってます。
いつもこうして寝ていたなあ。最初見たときは驚いたよ