昔飼っていた茶トラの話です。
当時、ネコはまだまだ放し飼いで、ケージもなく、ゴハンは台所の隅で・・・
あれ?何食べてたんだ?
いっしょにいたシロにゃんがかつぶしゴハンだったから、同じ物だよね。
かつぶしゴハンからキャットフードへの過渡期だったかな?
まあ、とにかく、台所の隅でゴハンを食べていたネコの背中に、
コーヒーを入れるために注いでいたポットの熱湯がポタポタっと落ちた訳ですよ。
うわあ~ごめんだよ~
で、気付かずごはんを食べているネコを見て、
そうか、毛があるから大丈夫なんだ、
と思ったらに、急に顔を上げ声もたてず逃げ去りました。
この、タイムラグが毛の下の肌に熱さが届くまでの時間なのね。
その間に多少冷めるようで、特に火傷もしなかった・・・毛って大事だわ。
また、別の日。妹が食事中の茶トラの頭の上に、
煮干しを入れた缶のフタを落とした事がありまして。
この時は当たったとたんに一目散に逃げて行った。
災難だったよねぇ、茶トラ。
熱湯がドバっとかかたり、煮干しのカンがフタじゃなくて本体だったりしたら、
もっと大変なんだよ。
不幸中の幸いってやつかな。
だから、ごめんだよ~。