かあちゃんのはしっこライフ

東京のはしっこに住んでいるかあちゃんの
あれこれです。

「犬がいた季節」(ネタバレあります)

2022-05-16 | 本・音楽


三重県の県立高校で生活する犬のコーシローと
生徒たちの日々の物語。

読み始めて直ぐ
コーシローが捨てられてしまうシーンが
辛くて、思わず本を閉じました。
翌日、気を取り直して読み始め、
そこからは、早かったです。

昭和から平成、令和にかけて
人間関係や進路に悩み迷う高校生たちの姿は
とても眩しかった。
ときおり挟まれるコーシロー目線が良かった。

伊吹さんの作品は、いつもふんわりあたたかくて
大好きです。

高校で犬を飼っているという話は、学校名こそ違いますが
伊吹さんが通っていた高校で実際にあった話だそうです。
物語の風景も、実在するとのことで
よっかいちフィルムコミッションのHPで
『小説「犬がいた季節」散策ガイドマップ』が
掲載されていました。

桜の頃に行ってみたいな~

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「麦ばあの島」

2022-03-11 | 本・音楽


「麦ばあの島」は、ハンセン病になった人とその周囲の人を
取り上げたマンガです。

東京では、ハンセン病というと
東村山市の「全生園」があがると思いますが
「麦ばあの島」の舞台は、岡山、兵庫。
岡山の小島にある療養所に隔離されていた過去を持つ
上原麦(麦ばあ)が主人公です。

全4巻。
ハンセン病とその患者の社会的差別についてだけではなく
家族とのつながりや、女性としての生き方についても
考えさせる内容だなと思いました。

病気による隔離。
今の新型コロナウイルス感染症拡大にも
通じるところがあるように感じます。





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「ラグビー日本代表 ONE TEAMの軌跡」

2021-09-16 | 本・音楽
タイトルの頭に「あの感動と勇気が甦ってくる」がつきます。
藤井雄一郎・ 薮木宏之/著, 伊藤芳明/ 著, 編集

知り合いの方に、貸していただきました。




いや~もう、最初の「ミスターラグビーへの思い」という小題を
読んだ瞬間、泣きそうになりました
平尾誠二さんのことだよね
案の定、山中亮平選手と平尾誠二さんのエピソードが書かれていました。

「平尾さんに見てほしかった」

藪木宏之さんのように、身近にいた人ではなくても
あのワールドカップのJapanの活躍は、平尾さんに見てもらいたかったし
彼の解説、彼のコメントが聞きたかったと思うと思います。

少し前に、録画していたラグビーワールドカップの特番を見たばかりなので、
映像が頭に浮かび、サクサク読めました。
ウルウルしながら・・・

新型コロナウイルスの影響に負けないで
23年のフランス大会に向けて、頑張って


息子がおさがりでいただいたカンタベリーのTシャツ。
ハカのイラストがかわいくて、捨てづらかったので
イラスト部分だけ切り取って、飾ってみました。
(ああ、またしても捨てられない癖が・・・)

ラグビーつながりで


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「銀座ママの心得」

2021-09-15 | 本・音楽
林真理子さんのエッセイ
「銀座ママの心得」を読みました。


週刊文春に掲載されたエッセイをまとめたもので
東日本大震災前後のことが書かれています。
被災地支援のこととか、有名人のゴシップ、
ご主人のことから政治のことまで幅広く、
読みやすかったです。
そんなことあったよな~と、懐かしくもあり
震災に思いを馳せ、少し苦しくもあるエッセイでした。
タイトルの「銀座ママ」は
被災地支援のために、お友達の銀座のママが企画した
「著名人の1日ママ」で、林さんもママとして協力した話から。
(だと思う。)
会費が20000円。
知ってたら、行ってみたかった・・・

なんと林さんのエッセイをきちんと読んだのは
今回が初めてでした。
ベストセラーになった「ルンルンを買っておうちに帰ろう」も
読んでなくて
他のエッセイも読んでみようと思っているところ。
気になっているのは、「ルンルン」ではなくて
「マリコ、カンレキ!」です。


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Thank you,Eric Carl

2021-06-02 | 本・音楽
絵本作家エリック・カールさんの訃報
彼の新刊「ありえない!」をたまたま見かけて
読んだところでした。



彼の有名な「はらぺこあおむし」は
虫好きの息子のお気に入りで
小さい時に、読み聞かせていました。

今でも大事に持っています。

新刊の「ありえない!」も
楽しい絵本でした。
声に出して読むとさらに楽しいかも

エリック・カールさん、楽しい作品をたくさんたくさん
ありがとう



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