瀬那和章さんの作品。
初めて読みました。
タイトルが冬っぽくていいな~と選んだ1冊。
4つの章からなっていました。
梅雨時の「港の見える丘公園」
夏の「あけぼの子どもの森公園」
秋の「石神井公園」
冬の「航空記念公園」
(タイトルの『雪には雪のなりたい白さがある』は
「航空記念公園」が舞台のお話。)
それぞれが舞台の、切ないけど
前を向けるストーリーでした
『あけぼの子どもの森公園』以外は
行ったことのある場所だったので、
情景が思い浮かんで、入り込みやすかった
著者は、おいくつくらいなのかな。
ものの例え方が私にはない感覚で
とても新鮮に感じました。
秋の「石神井公園」のタイトルは『メタセコイアを探してください』
梅の花を見に行きながら、メタセコイア探してみようかな。
ムーミンの世界をモチーフにしたスポットがある「あけぼの子どもの森公園」も
楽しそうです。