2週間くらい前には、黄色に輝いていたいちょうの木が
今ではすっかり葉が落ちて、寒々しく見えます。
宮沢賢治さん作「いちょうの実」を読みました。
いちょうの木がお母さん。
いちょうの実は子どもたち。
旅立ちの日を感じた子どもたちは
これからのことをあれこれ想像し
期待と不安を胸に抱いて、お母さんの木から
離れていきます。
お母さんの木の気持ちを思うとちょっぴり切なく
いちょうの実の気持ちを思うと応援したくなるお話です。
宮沢賢治さんの童話は、色々な人が絵を描いています。
同じお話でも、絵が違うと雰囲気が違いますね。
今回私が手にしたのは ミキハウスが出した
及川賢治さん絵の絵本でした。
これは、前にちらっと書いたことがある
清川あさみさん絵の「銀河鉄道の夜」。
幻想的で、大好きな1冊です。