「樹木希林」という生き方

俳優の樹木希林さんがお亡くなりになりました。

大好きな女優さんではあるけれど
作品すべてを追いかけるほどではない…
そんな距離感の方でした。
でも訃報を聞いて、自分でも驚くほど
ショックでした。
それだけ存在感があったという事でしょうか。

希林さんで思い出すのは『ムー』『ムー一族』というドラマです。
足袋屋さんが舞台のホームドラマで
郷ひろみさんが息子役、お父さん役が伊東四朗さんで
樹木希林さんはカネタ（金田）さんというお手伝いさん役でした。
郷さんや一緒に働く岸本加世子さんとの
掛け合いが最高に面白かった
郷さんとのデュエット「お化けのロック」や「林檎殺人事件」が
ヒットしましたよね
でも、私が印象に残ったのは、郷さんが歌っていた「帰郷」と
日吉ミミさんが歌っていた「世迷い言」だったな～。
近田春夫さんという謎の(当時の私は、何なんだこの人と思っていた)
人物も印象的でした。

最近は『海街diary』や『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』
『そして父になる』など映画で見ることが多かったです。

人がどう思おうと、揺らがない自分の考えをもって生きた樹木さんは
とってもかっこいい。
オーラがあるってこういう人を言うんだろうなと思いました。
ＮＨＫのドキュメンタリーも圧巻でした。

ご冥福をお祈りします。