雲の上を歩くひと

日常生活や、過去を振り返っての
回想日記(←ボケ防止のために綴ります。)

金は天下のまわりもの

2008-09-12 17:01:30 | ~おもうこと~
金は天下のまわりもの!と言うが

お金をにぎって上手く回せる人と
そうでない人がいると思う


この、そうでない人が大金を握ったら
えらいことである!
使い方が分からないから
あるだけ使ってしまう。
もしくは、分からないまま
投資に突っ込んでしまう。
祖母、孝子がそうだ。


亡くなった祖父は、お金をうまいこと回せる
スペシャルじじいだった。
税や法の知識を駆使して
いかにむだなく、うまいこと使うかを
日々勉強しつつ 自営業、不動産業を営んでいた。

必要な時には、惜しみなく出す
無駄と思うものは、しっかりと財布のヒモをしめる
怪しいニオイがする話はしっかり断る
多分、こういうタイプの人には
お金は向こうから寄ってくるのだと思う。
お金を扱う勘がすごくいいのだ


祖父がなくなってから
孝子は大金を手にした。
お金に不自由したことのない
お嬢さまの暮らしぶりから
ますます不自由しなくなった。
と、同時にお金の価値がまったく
分かっていなかった。

国債の意味が良く分かっていないのに
「通帳にお金が増えていくみたい♪」と
契約をし、手伝いをしてくれた人に
誰かまわず、すぐにお小遣いを渡す。

ちょっとでも電気代が高くついた月があれば
「家計を引き締めなあかん!」という反面
外出手段は全てタクシーだったり
何十万とする買い物だらけで。。。

「パンがないなら、ケーキをお食べ!」という
マリーアントワネットのようだ


祖父はお空の上で
自分が一生懸命築きあげた
財産の行方をどう見ているのかな~とたまに思っちゃうのだ。

会社の経営でもそうだね。
先代が築き上げたものを
次に引き継いだものが
一瞬にしてなくしてしまうこともある

経営もお金も扱う人のセンスによって
生かされるんです