雲の上を歩くひと

日常生活や、過去を振り返っての
回想日記(←ボケ防止のために綴ります。)

告知 その3

2011-08-19 21:06:01 | ~おもうこと~
「なので、今考えられるのは身体のどこかで出血していること。それで貧血の数値が高くなっている。 先日、細胞診をしたのでその結果が1週間後に分かります。」

結局、細胞診の結果で判定を待つことになった。
先生曰く、今の状態は分からない。

本人は至って、食事後に吐くこと以外は元気なのだけれども。
外にも出掛けるし、大声でしゃべることもできる。

ただ、ほんまに身体のどこかで出血しているとしたらそんな気長に待つべきものなのか。
かと言って、細胞診の結果がなければ結論がでない。
他の大きな病院に行っても再び診察ー検査を繰り返すと思うから。


孝子も家族も不思議な気分です。


さて、タイトルの告知
みなさんは大きな病気にかかっているとしたらその「病名を告知」してもらいたいですか?


我が家は、今は亡き祖父・武次が大腸がんにかかったとき告知をしなかった。
(本人は気付いてたかもしれないけど)
これが正解かそうじゃなかったのか今も分かりません。

ただ、もめたり武次がヤケを起こして暴れる。。。ということはなかったので告知しなくてよかったんじゃないかなあーと思っています。


今回の件で、母・良子に「もし、大きな病気だったとしたら告知してもらいたいかどうか?」聞いてみました。
良子は「絶対にしないで!!その瞬間、何もかもあきらめてしまうから。。。」と言う。


honeは、、、、告知してもらいたい人なんよね。まだまだやりたいことがたくさんあるから。 もし、残りの人生タイムリミットの時間が分かったらそれに向かって一生懸命生きたい。それを良子に伝えると「あんたは強い人だよ。。。告知を受けたその瞬間からつぶれてしまう人がほとんどやと思う」


孝子がもしそうだったとしたら、、、告知はしないでおこうと思っています。

告知 その2

2011-08-19 20:37:43 | ~おもうこと~
CTを撮って家に戻る。 本人もそうだけど、家族の心理としたら気になってしょうがない。。。 6枚程とった腹部CT画像が大きな封筒に入れられている。

明日までには分からないのかなあ。。。 封はホッチキスで簡易に留めてあるだけなので、気になるhoneは針を外し中の写真を見てみた(本当はあかんのかしら)


医者じゃないし、医療関係で働いてきたわけでもないので当然そのCTの見方など分からないんやけど 何となく胃の辺りに大きな影があるのが目についた
腹部CTって、腹部を輪切りにした連続写真みたいな感じで画像によっては微妙に写っていない箇所などがあるんやけど、その大きな影はどの画像を見てもある。形も変わらない。


先生は膵臓だと言ったけど、あるとしたら「胃じゃないかな」直感でそう思った。


翌日、先生の元へ
先に孝子を病院に行ってもらいわたしが数十分後を追う形で先生のところへ。


名目は「家の用事で遅れて行くわー」やけど、ほんまは孝子のいないところで先生と話したかったからだ
診察室に行くとちょうど孝子がいて説明を受けた後だった。


孝子に外で待ってもらい、先生と2人になる。
撮ったCTをボードの前にし説明を受けた


「胃が何かありそうやと思います。」先生が話し始める


やっぱり!!


「ただ、はっきりとは分からないんです。この影も胃に食べ物が残っていてそう写っているのか(CTを撮る時に絶食をしていなかったのでキレイに撮れていない)そうじゃないのか。。。貧血の検査をしてみたのですが、数値がかなり跳ね上がっています。膿腫マーカーと言われるものもしたのですが、ちょっとだけ高いです。前は正常値だった。」

告知 その1

2011-08-19 20:14:51 | ~おもうこと~
最近、祖母・孝子の調子が今ヒトツよくない。
食べては吐くの繰り返しで、病院に行ってきたとのこと。

一通り診てもらって医者から言われた説明をわたしにしてくれるのだけど、孝子の主観が入り混じっているのでよく分からんのよね。
「わたしはこう思う」とか「絶対に胃がんだ」とか


で、後日孝子が診てもらった町医者を尋ね「先生と面会ができますか?祖母が説明してくれるのだけどよく分からないので」と受付の人にお願いをしてみた。
数分後、待ったあと先生がいる診察室に通してもらった。


人間の身体が描かれたイラストを使って説明を受けると「胃というより、膵臓に何かがあると思う。先日、内視鏡で調べると腫れていてある程度硬そうに感じた。」
膵臓に異常があるとは、孝子はこれっぽっちも知らなかったらしい。


その日の午後、一緒に大きな病院に行ってCTを撮りに行ってきた。町医者の先生から別病院でCTを撮ってまた翌日来て下さいと紹介状をもらったからだ