撮影の免罪符 2015-07-10 23:14:22 | コラム カメラのシャッターを押す度に、罪悪感を感じていた。または羞恥心とか、自分への軽蔑とか、そんなものを。 私は写真を撮ることが好きだ。「瞬間」を切り取って作品として残せる狩猟的な感覚が好きだ。ただこの「狩猟的な」というのが厄介で、撮影者の身勝手さを加速させる危険性をはらんでいる。撮影者の自己満足に付き合ってもらう形になってはいけないのに、良い写真を撮ろうとすればするほど被写体を自分の都合のいいように . . . 本文を読む