HONU体験工房 日記

honu 体験工房のブログです。
日々の屋久杉 地杉の時計体験作りを綴ります♫

高瀬貝?

2010-03-11 | 夜光貝
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おはようございます。
今日は穏やかな屋久島サウスです。
昨日は荒れた天気になりました。
私用で栗生方面に出ていたのですが、
海は大しけ状態でした。
波の周期が13秒もあり、台風なみです。
春の嵐はすごいですね。

高速船をふくめ船は全便欠航となりました。
飛行機はかろうじて飛んでいたので空港はキャンセル待ちのお客様でごったがえしていたのでしょうね。

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ということで、
昨日は高瀬貝を久々にシェイプしてみました。
デザインはキレイ系のハートです。

ハートのデザインはテイストにあわせて三種類用意しています。
ただ、貝のシェイプに関しては素材面から、どうしてもワンテイストになってしまいますね。
もう少しマットな雰囲気をだせれるような貝や表現方法がみつかれば、もっと違うデザインも創作できると思いますが・・

ハートは究極のカービングをもった被写体です。
デザインを極めていくのはむずかしいですね!

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こちらが高瀬貝です。
高瀬貝は夜光貝にくらべてシャープな輝きが特徴です。
そして、裏面はかわいらしいコーラルピンクが素敵です。
このシャープな輝きとコーラルピンクのミスマッチは本当にしゃれてますよ。
まだまだ研究不足で本来の高瀬貝の良さがまだまだ全然引き出せていません。
もっともっとたくさんシェイプして経験を積まないとだめですね

最近、著名なミュージシャンやデザイナーがあらためてアナログ的な創作にもどっています。
録音やタッチをきわめて日常に近づけるという話をされています。
デジタルでコピーが容易い時代だからこそ、
90%は真似できても残り10%が真似できない。
そんな世界がシェイプを含めたアナログの世界には存在するのも事実です。

複写の技術はこの100年で格段の進歩をとげました。
カメラやポスターの世界はその頂点だと思います。
だからこそ、
そのもとであるコアな部分は、
長年培ったアナログな世界が脈々と生き続けているのでしょうね。

売れるということも、
じつは、残り10%のコアな部分にあるんだろうなぁ、
と最近つくづく感じます。


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ということで、
昨日はあまりの寒さに、
うちのアネラ猫は寒さをしのいで固まってました・・

今日は風が冷たいですが太陽はいっぱいです
白谷雲水峡線も開通しました!
北はまだまだ雲が多いと思います。

雲水峡を巡ってからはサウスに南下するのがおすすめですよ!
では~