こんばんは~
今日は、休業させて頂き有り難うございました。
明日は万全の形で営業させていただきます!
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ということで、
今日はタイトルにあります『絵画的な工芸』について掘り下げていきます。
この絵画的な工芸は、 honu に作品を提供してくれている、
ジュエリー作家 Kei くんのブログからの引用です。
この絵画的という絵画は、もちろん絵のことです。
そして、この絵のことで、最近おもしろい話しをみつけました。
それは、あのルソーの言葉なのです。
ルソーは、こう言ってます。。。
画家は絵をカンバスの上に生かすのではなく、
絵を覆い隠しているヴェールを一枚一枚剥いでゆくのである。
この言葉はショッキングでした!
と、同時におおいに納得したものでした。
絵は、物理的に、ぬり重ねていくものです。
でも、その精神は、彫刻家やシェイパーと同じく削ぎ落としていくものなのですね!
仁王像で有名な仏師運慶は、
木の中に埋まっている、仁王の目や鼻を彫りだすと聞いています。
正しくヴェールを剥いでいくのです。
自分は、いままで、サーフボードも含めて、この彫りだすというシェーピングに、このうえない魅力を感じてきました。
しかし、もう一歩先を見てみると、塗り重ねていく絵画の中にもシェイピングという言葉が当てはまるのだと解りました!
きっと Kei くんも、この絵画的な貼り合わせる作業の中に、いままでと同じシェイピングという感覚を感じとれたのではないでしょうか。
すべての芸術家の奥義は、この隠れているものを探り当てることにあると感じます。
そして、その手法は、もちろん彫りだすこともあれば、塗り重ねたり、張り合わせたりすることにも存在しているのですね!
実にアナログ的発想ですが、まさしくアナログの世界だからこそ産まれる世界なんでしょう。
明日もシェイプの奥義に少しでも迫れたらと思います。
それでは、明日は元気に営業です!
佳い日にしましょうねぇ~
mahaloha