The Society of Hormesis ホルミシス学会

STRUCTURED MICRONUTRIENT, US PAT/TH FDA (Med), JP FDA(Food)

エビちゃんもびっくり!資生堂「TSUBAKI」で髪がボロボロ?

2013-06-22 21:54:02 | 薬害


「資生堂の『TSUBAKI』って、絶対使ってはいけないって本当?」
 美容ライターをしている筆者は、この質問を最近とてもよくされる。

 よく知られているとおり、「TSUBAKI」は化粧品業界トップの資生堂が扱う"高級ブランドシャンプーである。テレビCMでは、ファッションモデルの蛯原友里、杏をはじめとした大物タレントを、これでもかというほど多数起用。そのほかにも、表参道ヒルズでのイベント、全国各地の街頭でサンプルセットを配布するなど、その宣伝広告費は、資生堂史上最高額の50億円ともいわれている。

 噂の真相を探るためにネット検索で検索してみると、確かに「高額宣伝費をかけた合成シャンプー」「髪と地肌を傷める」といったバッシング記事がいくつか目にとまる。

 が、その記事を読めば読むほど、疑問が湧いてくる点がいくつも出てくる。例えば、多くのシャンプーで使われている、水と油を混ぜ合わせやすくする合成界面活性剤や、化学物質に対しての危険性などが書かれている。しかし、何人かの専門家に聞くと、「合成界面活性剤のすべてが毒や危険ではない」と口をそろえる。また、化学物質に関しても、「要は使い方と分量の問題」という。

成分は他社と同様

「TSUBAKI」で使用されている成分を細かく見てみると、ほとんどが他社のシャンプーでも使われている成分だ。

 ちなみに、ある化粧品業界関係者によれば、西洋人に比べ日本人の考え方は「すべてにおいて安全と安心を求めたがるため、製品の開発が遅れ、それがグローバル市場で競争に勝てない大きな要因のひとつになっている」という。

 そもそも、「TSUBAKI」は化粧品として販売され、医薬品でも医薬部外品でもない。よって、ネット上のクレームの中には、「使用したけど髪質が改善しない」「フケが止まらない」という記述も見られるが、そうした文句をつけること自体が筋違いだ。ちなみに、薬事法を基準に考えると、医薬品は病院で医師が処方してくれる医薬品や、薬局・薬店で市販されている風邪薬や頭痛薬などのこと。配合されている有効成分の効果が認められており、病気の治療や予防に使われる。

 シャンプーでは、第2類医薬品として

「スミスリンL」(ダンヘルスケア)
「アースシラミとりシャンプー」(アース製薬)

などがある。

 次に、「医薬品ではないが、医薬品に準ずるもの」=「医薬部外品」とは、効果・効能が認められた成分が配合されているが、効果は必ず認められるというものではなく、効果が期待できるという範囲。治療よりも予防に重点を置かれたものだと考えるほうがよい。


医薬部外品のシャンプーとしては、

「コラージュフルフル」(持田ヘルスケア)
「h&s(エイチアンドエス)」(P&G)
「メリット」(花王)

などがある。また、医薬品や医薬部外品という表示があるシャンプーでも、合成界面活性剤や化学物質が使われているものも少なくない。

ユーザーからも不満の声なし

 とはいうものの、実際に使用してみると、何かしらの害が発生する可能性もゼロではない。そこで、「TSUBAKI」のユーザー何人かに話を聞いてみたが、一様になんの不満もないとのことであった。

 また、大手ドラッグストアの店員にも聞いてみたところ、「へぇ~、そうなんですか?このお店でも扱っていますが、クレームは今までないですし、リピーターの方も数多くいらっしゃいますよ」

 とのことだった。

 最後に、資生堂のお客さまセンターにも問い合わせてみた。


「ご心配をおかけして申し訳ありません。当社の『TSUBAKI』はとても人気が高く、リピーターも多い商品です。そのため、いろいろな噂は流れているようです。研究所で安全テストなどもしております。もし、当社シャンプーでお客さまにご迷惑をかけるような、重大なトラブルがあった場合には、いち早く商品を回収すると同時に、さらなる安全性の追求をすることになると思います。また、そのシャンプーは当社系列の美容院でも実際に使ったりしています」

 そこで筆者は、冒頭で「『TSUBAKI』が肌や髪に悪いのか?」と質問してきた知人
たちが、そろってその悪い噂を、美容院で美容師から聞いた話だと言っていたことを思
い出した。

美容院にもシャンプー売り上げノルマ


 美容院といえば、都内では競争がかなり激しくなり、一昔前なら5000円以上が相場
だった「カット~ブロー」が、3000円以下で提供されるチェーン店も珍しくない。

 前出の美容業界関係者は、次のように話す。


「多くの大手美容室チェーンは、市販品と比べて割高な自社ブランドのシャンプーを店舗で販売しています。各店舗に自社ブランド・シャンプー販売のノルマが課せられているチェーンも多い。そこで美容師がお客との雑談の中で、『普段どこのシャンプー使ってるんですか?』『それ実は髪に悪いんですよ』と、自社製シャンプーをすすめて買わせるケースがよく見られます。中には、ひとりで月間100万円の売り上げを誇る美容師もいますよ。また、ある化粧品メーカーが新商品を発表すると、その商品についての根も葉もない情報がネット上に溢れるのは、もはや日常茶飯事。ライバル同士が陰で潰し合いを行っているというのは、この業界でよくいわれていることですね」

 ちなみに、筆者も数日間「TSUBAKI」を使ってみたが、心地よい香りと、それなりの泡立ち、指の通りも良い。ネット上に流れる噂とは違い、他社のシャンプーとそう違いはなく、肌荒れや髪の傷みなども発生していない。ただ、高い値段に見合うほどのメリットやよさを感じるかというと、それはまた別の話だが......。

医療タブー!なぜ“寿命を縮める”抗がん剤は使われるのか?

2013-06-22 21:37:40 | がん
がん専門医の80%は、「自分ががんになっても、抗がん剤は使わない」


 日本人の死因の3割を占めるといわれる「がん」。
 がんの三大治療は、「手術」「化学療法(抗がん剤)」「放射線療法」であるが、このうち抗がん剤は、新しい薬剤や有効な投与方法の開発などで、常に医療界を賑わせている。

 「がんになれば、抗がん剤治療を受けるのが当たり前」
 「抗がん剤を使わなければ、早く死んでしまう」

 そんな認識が定着しているなか、国内のある医療法人院長・A氏は、「抗がん剤は寿命を縮めます」と、耳を疑う持論を述べる。

 某有名大学病院で余命3カ月と宣言されたがん患者を、抗がん剤を併用し、ビタミンCの大量投与と食事療法で完治させるなど、独自の治療法により実績を重ねているA氏。今回、そんなA氏に、

 「『糖ゼロ食事』『ビタミンC投与』などの正しいがん治療法」
 「ある日、急にがんが発覚したらどうすればよいか?」

そして、

 「“効かない”抗がん剤を患者に投与し続けざるを得ない、医師・厚労省・製薬会社の“禁断の”タブー」

について、語っていただいた。

――抗がん剤が効かないというのは、本当でしょうか?

A氏 単純な話で、副作用が強く、科学的な有効率が低いんですよ。副作用のつらさは、耐え難いほどの倦怠感や吐き気、脱毛など、一般によくいわれている通りです。有効率はというと、薬剤を開発する臨床試験の段階で、20%の患者にがんの縮小が認められたとされています。苦しい副作用に耐えても、たった20%の人にしか効果がなく、しかもがん細胞の消滅ではなく、縮小するだけなんです。もちろん、中には抗がん剤が体に合っていて、高い効果を得られる患者もいますが、薬剤一般としてみるとあまりに効果が低い。

――院長が、本格的に抗がん剤を使わない治療を始められたきっかけはなんでしょうか?

A氏 私は以前大きな総合病院の勤務医でしたので、多くの医師が、「抗がん剤は効かないばかりか、強い副作用をもたらす」と思いながらも使い続けている実態を知っていましたし、もちろんそれで苦しむ患者も多く見てきました。また、私は精神科医ですから、どうしても患者の肉体的・精神的負担を少しでも和らげようという方向に、関心がいってしまう。

 加えて、両親をがんで亡くした体験も、大きな要因のひとつです。父の肺がんはステージ3でしたが、転移がなかったので、すぐに死ぬほどではありませんでした。ところが、抗がん剤投与を始めたら、わずか2週間で亡くなったのです。さらにその1カ月後、今度は母の大腸がんが見つかりました。大腸全摘出手術をしたあとは、抗がん剤を使わずに漢方にしました。幸い、兄が薬剤師ですから、がんの症状を和らげる処方をして、医師が予告した余命を越えて、しばらく元気で過ごしていました。最後は結局肺炎で亡くなりましたが、抗がん剤とは明らかに違う予後でした。
以上のような経験を経て、抗がん剤を使わない治療に取り組むようになりました。

なぜ、“効かない”抗がん剤は使われるのか?

――しかし、これだけ抗がん剤治療が一般化しているのは、なぜでしょうか?

A氏 治療ガイドラインで決まっているからです。ほとんどのがんは、各専門学会が治療ガイドラインを作成しており、例えば「ステージ2でリンパ節転移がなければ、抗がん剤治療。使う薬剤は○○」と定められています。ガイドラインから大きく外れた治療は公的保険が利かなかったり、何か問題が起きたときは、医師個人の責任が問われかねません。訴訟にでもなったら大変ですから、医師はガイドライン通りに抗がん剤を使おうとなるのです。

 しかし、以前UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)ががんの専門医にアンケートをとったところ、約80%が「自分ががんになっても、抗がん剤治療は受けない」と答えていました。実は、抗がん剤が効かないと思っている医師は多いのです。

――抗がん剤がたくさん使われて、喜ぶ人はいるんですか?

A氏 一番喜ぶのは製薬会社です。会社の利益のために、高価な抗がん剤をどんどん使ってほしい。また、厚労省は天下り先として製薬会社が潤っていないと困りますから、抗がん剤を公的保険で認める一方、安価なビタミンCの大量投与という治療は、いまだに保険適用外です。

――がん治療として、院長が行われているビタミンCの大量投与という方法は、専門家の間では、どのような評価なのでしょうか?

A氏 05年に米国厚生省の科学者が、「ビタミンCに、がんを殺す能力がある」と発表しています。それまでは30年にわたって“封印”されていた治療法といっていいでしょう。そもそも高濃度ビタミンCによるがん治療は、76年代に米国の化学者ライナス・ポーリング氏によって編み出されました。彼は、アメリカの科学アカデミー紀要「PNAS」に、「末期進行がんの患者にビタミンCを点滴とサプリメントで投与すると、生存期間が4~6倍延長した」と発表しています。

 しかし、78年にアメリカのメイヨー医科大学は、ビタミンCにがん患者の延命効果はないと反論します。それが有名医学雑誌に掲載されたため、医学界全体がビタミンC治療に関心を持たなくなってしまった。

封印されたビタミンC治療

――なぜ、ビタミンC治療は米国で封印されてしまったのでしょうか?

A氏 米国の巨大製薬企業も、高価な抗がん剤を大きな収益源にしています。つまり、抗がん剤治療ではなく、安価なビタミンC治療が主流になっては困る。そこでこれらの企業は、資金面でも人脈面でも太いパイプを持っている政府と共に、強く動いたといわれています。また、前出のポーリング氏はノーベル賞を2つもとった天才ですが、原爆反対を訴えていたため、政府につぶされたという声もあります。

――院長の治療で治癒した、患者さんの事例を教えていただけますか?

A氏 ウチはがん専門ではありませんから、2年間でがんの患者さんは5~6人ほどです。そのうちの一人、31歳の女性の患者さんは、新婚2カ月のときに子宮けい頸がんだとわかりました。しかもステージ4で肺に転移があり、かなり進行した状態でした。すでに手術ができる状態ではなく、大学病院では抗がん剤を使っても3~4カ月の余命だと言われました。そこで当院では、高濃度ビタミンCを1日75グラムで週4回投与。途中から100グラムに増量し、並行してノンカーボ栄養療法を開始しました。2カ月後には肺の転移がんはほぼ消滅し、さらに3カ月後には完全に消えていました。彼女は今でもふつうに生活を送り、再発防止のために定期的にビタミンC投与を続けています。

――その大学病院は、患者さんが院長の治療を受けていることは知っていたのですか?

A氏 知っていました。私は患者さんに、「大学病院の担当医に、診断データや画像をもらってきてください」とお願いしました。医師は患者からのそうした依頼を受けた場合、提供しなければならないことになっているのですが、なんとその担当医は、患者のその要求を拒否して、最後まで渡してくれませんでした。

――院長の医療法人で行っている、具体的な治療法について教えてください。

A氏 高濃度ビタミンC大量投与は、点滴でビタミンCの血中濃度を一気に上げる方法。ノンカーボ栄養療法は、糖質をカットした食事療法です。抗がん剤より効き目が高く、副作用がない治療法です。ビタミンCは天然の抗がん剤みたいなものです。本来は抗酸化物質ですが、一定の濃度を超えると過酸化水素(H2O2)を発生するようになります。要は消毒薬と同じ物質で、がんを攻撃する力を持ちます。副作用がないのは、正常細胞に含まれるカタラーゼという酵素がH2O2をH2O(水)とO2(酸素)に分解できるからです。抗がん剤は、分解されずに正常細胞も攻撃するから副作用が発生してしまうのです。

糖を摂らない

――ノンカーボ栄養療法とは、どのようなものでしょうか?

A氏 甘いお菓子果物はもちろん、ごはんやパンなどの穀物、じゃがいもやニンジンなど炭水化物を多く含む根菜類も避けます。日本酒やビール、ワインなど糖質の高いお酒もダメです。代わりに、肉や魚を積極的に食べます。不健康だと心配されるかもしれませんね。でも、筋肉や血液など体の組織のもとはタンパク質や脂質で、糖質はエネルギーにしかなりません。よく脳は糖質しかエネルギーにできないといわれますが、肝臓で糖質をつくることができますから、食事で摂る必要はないのです。

――糖を摂らないことで、がんにどんな作用があるのですか?

A氏 がんが成長する“エサ”は主に糖質で、それを断つことでがんの成長を妨げます。例えば、「PET」(陽電子放射断層撮影法)という検査は、ブドウ糖を原料にした薬剤を注射して放射線を当てると、がんの部分が光って見えます。がんがブドウ糖をよく取り込む性質を利用した方法ですね。

――高価な抗がん剤を使ったほうが、院長の医療法人としては儲かるんじゃないですか?

A氏 もし、抗がん剤ががん治療に有効なのであれば、もちろん抗がん剤を使います。別にビタミンCやノンカーボにこだわっているわけじゃなく、患者さんが治ればなんでもいいんです。ほかにも、免疫力を上げる漢方治療にも力を入れていますし、最近ではビタミンB1の大量投与にがんを治す効果を感じています。

末期がん激痛の原因突き止めた…福岡大チーム

2013-06-22 21:19:02 | がん
読売新聞 6月22日(土)7時56分配信
 末期がんなどの際に神経が傷ついて起きる「神経障害性疼痛(とうつう)」という激痛の原因を動物実験で突き止めたと、福岡大学の高野行夫教授(薬理学)らが英科学誌電子版に21日発表した。

 脊髄で「CCL―1」というたんぱく質が増えるのが原因だという。この疼痛にはモルヒネなどの鎮痛剤が効きにくいが、新たな治療法につながると期待される。

 マウスの座骨神経を縛って激痛を再現したところ、脊髄のCCL―1が通常の2倍に増加した。また、正常なマウスの脊髄にCCL―1を注射すると、通常は激痛を感じた時に示す動作を、少しの刺激でも見せるようになった。

 一方、CCL―1の働きを妨げる物質をあらかじめ注射しておくと、激痛を感じなくなる予防効果があることも確認した。

氷から水、きっかけ解明=結晶構造崩壊を計算―総研大など

2013-06-22 21:16:44 | 構造化微量要素
時事通信 6月22日(土)19時6分配信
 氷の結晶構造が崩壊し、解けて水になるきっかけをコンピューターのシミュレーションで解明したと、総合研究大学院大(神奈川県葉山町)の院生望月建爾さんらが英科学誌ネイチャーに発表した。
 岡山大の松本正和准教授や分子科学研究所(愛知県岡崎市)の大峯巌所長との共同研究で、さまざまな化学物質の構造や水を含むたんぱく質の構造が変わる仕組みを解明するのに役立つという。
 水分子は小さな水素原子2個と大きな酸素原子1個から成る。固体の氷では、分子が六角形の網を構成するように整然と並んでいる。
 しかし、温度が上昇すると分子が揺らぎ出し、分子同士の結合が切れて六角形の形が崩れる所が現れる。望月さんらはこの結合の切れ方に注目し、分子間に働く力の計算を繰り返した。
 分子が揺らいで結合が切れ、六角形の形が崩れても、初めのうちはすぐつながって元に戻る。しかし、温度上昇で揺れがひどくなると、つながる際に間違った分子の組み合わせが発生してしまい、連鎖的に組み替えが起きて結晶構造が崩壊することが分かった。

氷の構造
http://rikanet2.jst.go.jp/contents/cp0200a/contents/20903.html

いまだ謎多き水分子の世界  -その意外な構造と運動様態の秘密に迫る-
http://www.spring8.or.jp/ja/news_publications/research_highlights/no_54/

氷の結晶構造と水素結合 20110516
toitemita.sakura.ne.jp/koorinokessyou.pdf‎

がん細胞に薬剤運ぶチューブ=筒状たんぱく質で開発-東大など

2013-06-22 21:14:51 | がん
筒状のたんぱく質複合体が多数連なった微小なチューブに薬剤を入れ、がん細胞の中に到達してから薬剤を放出させる技術を東京大と東北大、東京工業大の研究チームが開発した。マウスでモデル実験に成功したと、英科学誌ネイチャー・ケミストリー電子版に発表した。
がん細胞の増殖を防ぐには、小さなリボ核酸(RNA)を送り込み、DNAの機能を妨げる方法が有効と考えられている。しかし、RNAは体内に入るとがん細胞に届く前に分解されてしまう問題があった。この微小チューブを利用すればがん細胞に届き、新薬開発につながる可能性があるという。
(2013/06/04-09:39)