ダイエット中でもハンバーガーや牛丼などのファーストフードが食べたくなってしまうこと、ありますよね。
ファーストフードの特徴は、炭水化物(糖質)の割合が多く、たんぱく質が少ないこと。糖質の摂り過ぎは代謝を下げやすく、使わない分は脂肪として蓄えられてしまうため、太りやすくなってしまいます。
そんなファーストフードですが、不足している栄養素をプラスする工夫を取り入れることで、太りにくくすることが可能です。
ダイエットアドバイザーの筆者が、ダイエット中にファーストフードを食べたくなったときに実践したい、栄養バランスを整える工夫をご紹介します。
■ハンバーガーはダブルに
ハンバーガーの問題点はたんぱく源(肉や魚)やビタミン類(野菜や果物)が不足していること。この2つの不足を補う工夫が太りにくくする秘訣です。
まずは“ハンバーガー+ポテト”の組み合わせを封印しましょう。ポテトをプラスすると糖質と脂質だけをプラスすることになり、さらに太りやすくなってしまいます。
「かといって、ハンバーガー1つじゃ物足りない」という場合は、ハンバーガーをダブルバーガーにしましょう。糖質量が増えすぎるのを防ぎ、たんぱく質量を増やすことが可能です。
さらに、サイドメニューからサラダをプラス。ビタミンを摂取して代謝を上げることができます。噛む回数が増えることで満足感をUPさせることにもつながりますよ。
■牛丼は肉増しに
牛丼はご飯の量が多い割に肉の量が少ないのが問題点。食事1食分のたんぱく質摂取量としてはやや少なめです(並盛りの場合)。そこで、大盛りにしてご飯(糖質)をさらに増やすのではなく、サイドメニューで卵をプラスしたり、肉増しにするのがおすすめです。
また、紅生姜や味噌汁には代謝を高める効果があるため、積極的に取り入れましょう。肉増しの代わりに豚汁をプラスするのもおすすめです。
■サンドイッチにはカフェラテをプラス
野菜サンドはとにかくたんぱく質が不足気味。卵やハムが入っているものでも、十分なたんぱく源とは言えません。栄養バランスをよくするためには、カツサンドなどの肉がしっかり入っているものをチョイスすることをおすすめします。
食べ合わせの工夫でバランスを整えるなら、カフェラテなどで牛乳(たんぱく源)をプラス。サンドイッチを2つ購入するのではなく、サンドイッチに肉系の惣菜を合わせるのも1つの方法です。
ついつい糖質を摂り過ぎてしまうのがファーストフードの落とし穴。肉類や乳製品、野菜を組み合わせることで栄養バランスを整えることが可能です。ダイエットを成功させたいけどたまにはファーストフードを楽しみたい! そんなときにはぜひ参考にしてみてくださいね。
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