諸葛菜草叢記

 "窓前の草を除かず“ 草深き(草叢)中で過ごす日々の記

雨後の筍

2008-04-26 21:59:23 | 日記・エッセイ・コラム

Ca390085_4  昨晩は、夜来の風雨。 庭先の新芽を吹いた欅をうならせていた。 きまって欅の梢に飛来するオナガ数羽が、甲高い鳴き声をたてる早朝。

 雨露をたっぷり含んだ諸葛菜を踏み分けて、孟宗の竹薮の中そろりと歩く。 目を凝らす。

 今年の筍 第一号を発見。 4月13日(日) am 6:30    朝日が少しばかり射している藪の端。地をぐっと突き抜け、その若芽が天を指す。

  さっそくシャベルと篭を用意する。筍の周りの雑草を取り払う。 収穫・・!!

 これで、今晩の食卓の主菜は決まりである。 竹のご飯・若布と筍の吸い物・うすくち醤油で味付けした土佐煮・筍を千切り、チンゲンシ、牛コマの中華風にとろみの炒め物 そういえば土手の下り所に蕗から2~3ン本あったからそれとーーいずも庭の山椒の若芽をちらして、春の香りをおもいきり満喫・・・・ 。「 エエ~~誰がそれ作るの~~? 先ほどまでの詩的なこころは、どこですか~?     先ほどまでの詩的こころは何処ですか~? おとうさん 睨まれておりま~す。                                                                                 

   いつの間にか小沢昭一的こころだ~~♪♪♭

 

  

   

  

                   

 

                                           


我は竹の子

2008-04-26 17:47:31 | インポート

  Ca390085_3           竹の子の 力を誰に たとうべき

    凡  兆

 筍 竹の子 たかんな たかうな 孟宗竹子 淡竹子  若竹子  初筍

  春本番です。春眠 暁を覚えます。寝てはいられません。

    たけの子や  畠隣に 悪太郎   去 来

 

   


窓前は【花鳥風月】に包まれます

2008-04-21 15:57:18 | 日記・エッセイ・コラム

Ca390057 「諸葛菜 しずが草屋を 埋め尽くす  夢 蔡」

 3月 桜の便りを聞くころになると、我が家では耕作を止めた畑地に、諸葛菜ーむらさき大根ーがひとつふたつと花を付け始める。やがて、4月中頃から、その花々は勢いをつける。5月の連休には一面が紫一色となる。草木がすっかり生気を取り戻す。この「気層」に包まれた空間に浸る時に感じる開放感は何ものにも変え難い。