新しい観望システム(筒)を準備しました。
現在使用の電視観望用の鏡筒は
- BKP130 + ASI533MC (口径130mm 焦点距離520mm F4.0 ) / フルサイズカメラ換算で1400mm相当
- DOB10 +QHY5Ⅲ174C (口径250mm 焦点距離720mm F2.8 ) / フルサイズカメラ換算で2300mm相当
- FS60CB +RD(0.72)+ ASI533MC (口径60mm 焦点距離255mm F4.25 ) / フルサイズカメラ換算で680mm相当です。
これらのレンズでは、小さい星雲などには十分なのですが、大型の星雲(例えばハート星雲)などはCMOS内に収まりません。そこで、短い焦点距離の筒を準備するために、1万円以内の安いNEWTONYとか、ガイドカメラを購入テストしたのですが、星像に満足できません。NIKON180EDなどは星像は良かったのですが、重量的に重すぎて、AZ-GTiなどには追加搭載も不安になります。
最後の手は、CMOSカメラの小さな画素に合うCCTV用のレンズです。手元にガイド用に入手したKOWA LM100JC1MSがありました。対応CMOSは2/3インチまでのレンズが利用できるので、1/1.8型のNeptune CⅡを入手。これだと100mm F2.8 / フルサイズカメラ換算で480mm相当になります。大きさ的にも軽そうなので、型台への負担も軽くてすみそうです。
あとは、フィルターの装着が可能かどうです。これもクリアーできそうです。ただし48mm径の物が必要になりますが、手元の余っているものを利用することとしました。
最先端にフィルターを付けてしまえば、簡単に取り付け、外しが可能です。ステップアップ、ステップダウンリングを組み合わせています。写真にはまだ、フィルターは挟んでいませんが、大丈夫でしょう。
フィルターを付けずにテストすると、明るい星は肥大していましたが、フィルターを付けた結果は今後にアップしたいと思います。