8/10 丸亀市生涯学習センターで観望会に参加してきました。本日の観客数は182名とのことでした。
ここには、15cmの屈折望遠鏡がドームに収まっています。もう50年、半世紀前からある施設です。私も高校生の時見せてもらっていました。この施設も今年度いっぱいで解体される予定です。今後の星空観察の拠点が心配です。
19時前にはぞろぞろ集まりはじめ、他の望遠鏡で月を見て頂いていました。
19時10分頃の様子。
私の電視観望は20時頃にならないと可動できない(月は全く意識していなかった)ので、しばらくお預け状態です。
しかし、19時30分頃になると私の周りにも集まり始めたので、月に向けようとしましたが、ファインダーの無い、極軸のあっていない1000mmのGOTO機はお手上げ状態です。仕方なく、夏の大三角などの質問があったのでポインターで解説して時間稼ぎです。
19時30分頃の風景です。スマホが自動で長時間露光で明るい感じです。
丸亀城とさぬき富士を眺められる5階建ての屋上です。
真南がこのお城の右手になります。さそり座もいて座も位置的には見えますが肉眼では2等級の明るいのが分かる程度の街明かりです。
今回は、M57 , M27, M8, M20, M16, M17, M3, M51とアルビレオを導入しました。観望会にはやはり、3歳児くらいの子供もやってきます。電視観望のありがたさを感じます。最近は画像をスマホで撮ってもらっています。「帰って調べてね。」の一言を付けて。
C8(1000mm)だと街明かりに負けず、良く見えます。眼視では北斗七星は柄の部分の3個だけ確認できる程度でした。あとは、今後新聞にも登場するかもとして、「かんむり座T星」を説明。ただし、見えたのは2等級α星のみ。しかし、覚えてもらうためにステラナビゲータ登場で7つの星の形と星図絵、場所はベガとアルクトールスの中間よりややアルクトールス寄りと説明。・・・大丈夫かなあ?
直線でここ会場から8km離れた自宅に戻ると、天の川も良く見えていました。本当はこの程度の暗さの場所で天の川背景に観望会が出来ればといつも思います。