オリンパスの魚眼レンズ8mm(F1.8)を入手してからもう1年が過ぎました。使用するチャンスに恵まれないので、夏と冬の天の川の共演を撮ろうと取り出してきました。
このレンズは周辺まで良い星を映し出してくれるので以前から人気があり、個人でフードを切り落として円周魚眼に改造する人がいましたが、私の工作技術では不安で躊躇していました。また、オリンパスのボディから外した状態では最小絞りになり、コレを回避するには、オリンパスボディにつけた電源onの状態でレンズを取り外すというアラワザの紹介もありましたが、そのためにはわざわざ使わないボディの購入が必須になります。以上の2点で諦めかけた昨年に、知人からレンズ改造の声を掛けて頂き入手した物です。
入手後テスト撮影だけで終わっていたのですが、前述の季節を超えた天の川の共演を思い立ち撮影です。
しかし、昨日は月齢13の月がありました。月の没入から、薄明開始までのわずかな時間を狙うことになりました。20~30分程度しか時間がありません。久々のレンズ使用なので触っているうちにピントを外してしまってしばらく操作に明け暮れていましたが、何とかピント合わせをして撮影が出来ました。
雲の襲来があり意図とした写真にはりませんでしたが、淡い秋の天の川(カシオペヤからペルセウス付近の銀河)が写っているようにも見えます。今日はこれで良しとします。・・・雲かな?