放課後等デイサービス「ワラハンドクラブ・キキ」

岩木山のある弘前市。豊かな自然の中で放課後や学校のお休みの日など、子供たちの日々を豊かで楽しい体験を企画します!

フラワーアレンジメントと座頭石

2015-06-13 11:35:06 | 日記
キキの庭にバラが次々と咲いてきています。この暑さのせいかバラの花びらがすぐ開いてしまうので思い切って花を剪定しました。



このバラ達は元々初年度にフラワーアレンジメントをした時、剪定したバラを無償でわけていただいたものを枝から根をつけ、庭に植えて増やしたものです。

このバラを使って子ども達とフラワーアレンジメントを行いました。すごく真剣です。さすがですよ!

 

バラの刺はカットしてあります。小さな児童でも出来て個性が出ます。ラベンダーやミントなども加えて。爽やかな香りが部屋に立ちこめています。
   

みんな上手に出来ていますよ。
  

作ったものの仕上げにリボンをつけて完成です。
  

 午後は、座頭石へフィールドワークに出掛けました。


自然散策と言っても、児童達にとってはちょっとした探検に感じている様子。

子どもの感性の豊かさを感じられずにはいられませんでした。

 いざ、森林の中へ

自然の中ではそこに住む生き物たちのルールが存在し、それにしたがってそれぞれが生活しています。

そんな場所で我々をどんな森の住人が待っているのか!


まず現れたのは泡。


池の縁にある泡?

なんだろうこの泡は・・・。

よく見ると、池の上にある木の枝にもあちこち泡がついてる。

皆さんはこれが何か分かりますか?

実は今の時期は「モリアオガエル」の産卵・ふ化の時期に当たります。

英名{フォレスト・グリーン・ツリー・フロッグ}

木の上や枝葉、草の上などにクリーム色で泡状の卵塊を産むことで有名です。

マニアに人気があるので爬虫類ショップなどで販売されていたりします。
また、地域によっては天然記念物に指定されているところもあります。


 さて、池を見てみると、沢山のおたまじゃくしが!
しかもっもう手足が生えているのがほとんどです。

このカエルの場合、泡の中で孵化し成長してから泡から出てきてちょうど下にある池や水たまりに
落ちる。

と言うシステムになってるわけです。



オタマちゃんを採集していると、パパ?ママ?がいらっしゃいまして、某スタッフと意気投合したため

キキへご案内いたしました。

この方です!


「どうもこんにちは、森 青蛙どもうします。」
某スタッフ
「緊張されてますね。」
森さん
「ちょっちゅね~。」


ご覧になって下さいみなさん、モリッち(友達になれたのでこの呼び方)のキュートないでたち。

美しいグリーンの体色、お腹側は真っ白でおててはおっきい。そして・・・

黄金色に輝くおーめーめー!!

かわいい要素しか見つかりません・・・可愛すぎてつらい・・・。

 モリッちはこのへんで、場面はふたたび自然の中へ


 そんな自然をのぞき見るために必要になってくるのがこれ

そうっ! 網です! 子どもが大好きなもの・・・網! 

網です!

個人的には人類が採集・捕獲の為につくりだした最強のツールだとおもってます!(くどいっ)

 場所を変えその網を使いふたたび、まだみぬ自然の住人との出会いを探します。



「ん・・・?

なんかいま一瞬、なにかが泳いでるのが見えたぞ!」

その場に緊張が走ります。

網でその何者かが消えたあたりを沈んでいる落ち葉ごとすくい上げます・・・・・・。

いたっ!

網の中に! 何者だ! 



こ・こいつは!

あの!

某スタッフが児童達の年頃に一瞬だけ姿を見てつかまえることが出来なかった!

幻の!



トウホクサンショウウオだーーーーーーーーー!!!!!



日本の固有種であり、幼体から変態をとげた成体の活動はあまりよく知られていません。

まさに幻の個体!

通常は孵化した年内中に成体へ変態をとげますが、今回出会ったサンちゃん(友達になったのでこの呼び方)
は、稀にいる個体で、変態せずエラのついた幼体のまま越冬し翌年に変態をとげるタイプのようで、まだ
エラがついております。


因みに英名は「トウホク・サラマンダー」です。

サラマンダーってつくとなんかかっこいい響きがします。

日本はサンショウウオ大国で世界の全種のなかで多くのサンショウウオが日本固有種であり、また新種も日本で発見され続けています。


いずれにしても、行ったその日にこれだけの住人達と出会えるのは凄いことです!

稀です! うらやまです!

キキ児童に自然が出会わせてくれたのかな?

めずらしい体験が出来、なにより児童達の真剣さとワクワクがいりまじった表情、たまりません!

探究心をそそる活動ができてよかったです。

今、外でモリッちがコロコロないとります。



















キキ畑の一コマ

2015-06-09 16:38:28 | 日記
キキの野菜や果物が採れる季節になって来ました。


キキでは子ども達が継続してお世話できるように時期をずらして様々な作物を植えています。

トマト、スイカ、カボチャ、自然薯、枝豆、じゃがいも、水菜、とうもろこし、いちご。
     
その他しいたけ  バラ、琉球アサガオなどもあります。

子ども達は植え付けから収穫までの間、水やりや肥料まき、収穫、洗浄、計量、袋詰め、販売、または調理実習で食べちゃう楽しみ等様々な事を体験する機会ができています。
   
本物を通して食べ物の大切さや扱い方も含め、食に対しての関心を広げています。

キキでの野菜や果物はとっても美味しくて好評なんですよ。

食の幅も小さな頃に広げられるようにしたいですね。

弘前植物園散策

2015-06-06 16:39:38 | 日記

 本日の午後から、弘前植物園に行って参りました。

天気や気温だけではなく、植物からも季節を感じ取って欲しいと思い

今が旬の植物、少し前に見頃が終わった植物、これから見頃をむかえる植物等

とにかく植物を味わって参りました。


まず最初は、白神山地生態園から見てまいります。



  

薄暗さがいかにもです。

なにをみつけたのかな?

ブナの実~!

それから花暦の径

  

途中、白い松葉の綺麗な木


パンダ
 

と出会ったりしながら、そろそろ見頃になってくるバラ園に向かいます。

着きました!バラえ~ん!


バラが似合う女子!


バラが似合う男子!

バラのトンネル!


バラ


バラ


バラ


バラ



バラ


バラ園は沢山のバラがさいていました。

今度は渋く日本庭園

大石武学流の庭園を見学

ししおどしも見つけたよ!


後半は児童それぞれが、自分の興味のある樹木の名前を聞いたり、見に行ったりしていました。
例えば

 
こうやまきー!

「あの大きい木はなんですか?」「みてみたい」
樹木に興味かでてきたみたいです。


後ろ姿がどことなく真剣です。



花時計、綺麗ですね~。

花時計の前のたかまる君と記念写真
 


四季の植物を満喫して植物園を後にしました。

ん?

即売所?


ここで真剣に食い入る児童

「はまったな、フフ・・・。」っと

思う某スタッフであった。
















『楽しいふるさと言葉』~瑞楽園にて~

2015-06-06 14:31:41 | 日記
このところ、朝方、寒い日が続いていますね…
それでも日中は、気温が上がり天候に恵まれました。
キキの今日の午前の活動はというと、瑞楽園で行われた『楽しいふるさと言葉』と言うイベントに参加してきました!
講師は、渋谷伯龍先生です。
参加は小学部児童、高等部児童の2名です。

  

素晴らしい庭園です!弘前にこんな素晴らしい庭園があるとは…

  

映画『奇跡のりんご』の撮影現場にも使用されたようです…
     

渋谷伯龍先生のお話が始まるとお国の津軽弁にみんな爆笑です!
津軽弁の6~7割は大和語、1割はアイヌ語だそうです。
祖先は1割、その後は転訛し、経過、変化し作られていったのだそうです。
万葉集や古今和歌集にも出てくるとか…
『ほととぎす 「な」がなくさまの あまたあれば なおうとまれぬ おもうとのから』
「な」とは、津軽弁で「あなた」「君」の事です…ずいぶん昔から使われていたんですね…
勉強になりました…
他にもこんな津軽弁が…
ダラコ→お金のダラーの意。スト→馬車を止める、ストップの意。
ザンギリボウズの事、ざくざくと刈るの意→ジャンボかる。(散髪の意)
など、まだまだ紹介仕切れませんが…楽しい語源で笑いが止まりません!

 

津軽弁クイズがあり、なんとあたってしまった児童がいました…すごいっ
景品は、伯龍先生のステキな絵はがきをいただきました。本当にありがとうございました…
     




カエルの合唱♪

2015-06-04 16:54:21 | 日記
今日は小雨で風が強かったですね~ 寒いくらいでした。

てるてる坊主の力がまだ足りないようで。
  あれ・・・まっくろくろすけ?

みんなで製作した壁画。
     

   


さて、キキの玄関はというと。

じゃ~ん!    ケロケロゲコゲコと、それはもうにぎやか♪

カエルにまぎれてクマさん発見。 

いましたよ~、キキの台所にも(笑) 

学校からカエル子ども達をでむカエル、かわいいカエルさん。


雨の日も楽しく過ごしたいですね☆