羽鳥湖高原徒然記

福島県羽鳥湖高原 ルークのお父さんのなんでも雑記帖

遺恨は・・・

2014年08月24日 | 出来事
福島県と山口県、会津と長州として戊辰戦争時代には激戦を繰り広げました

会津にはいまだに長州(薩長連合)に対する遺恨が残っています

戊辰戦争146年前の慶応4(1868)年夏、「白河口の戦い」での会津藩と薩長連合の大激戦

多くの東西両軍兵士が命を落としました

杜氏の白河の領民は敵味方の分け隔てなく、盆踊りで戦死者を弔った

そのとき長州藩士も一緒に踊ったといわれます

藩士は踊りを身に付け、持ち帰り萩を中心に山口県内の13地域に白河踊りが残っているそうです

今夏、白河市で開かれた「しらかわ盆踊り大会」では約40人の萩市民が初めて踊りの輪に

白河市と山口県萩市の人々の心が「白河踊り」で遺恨を越え一つになりました

311震災時には萩市は白河市に義援金を送り、萩市の豪雨被害時には白河市が浄財を送るなど交流が続いています

世界の紛争地もなんとかならないんでしょうか・・・