



昔から、まつりは各地で盛んに行われてきた。テレビもない、ラジオもない、電話もない時代では、まつりは待ちに待った楽しみである。子供の頃、露天が立ち並ぶ道を行ったり来たりしながら、わずかなこずかいを手で握り締め、何を買おうかと迷っていた昔の自分が目に浮かぶ。
今では、ありとあらゆるものがあふれ、やっとの思いで得た時の喜びや感動を肌で感じなくなっているひとが、多いようにに思う。
その中で、よさこいで夢中になっている人たちは、一年間、新しい振り付けを覚え、厳しい練習に耐えて、晴れ舞台に立っている。その情熱は観客にも伝わり、演舞に魅了するのだと、私は思う。
最後に、にっぽんど真ん中まつりの規約に基づき、各地で開催されたよさこいの写真を撮らせていただきました。特に掲載させていただいた方々に深くお礼を申し上げます。