





尾瀬の自然は、まだまだ未知で無限大である。もっとゆっくりと見つめたい。自然から学んだことが、まわりまわって人の問題にはねかえって来るように思うし、人の道を教えてくれる。
よく早足で木道を通り過ぎる人を見かけるが、たまには立ち止ってゆっくりあたりを観察しよう。きっと新しい発見があると思う。
今の世の中、物にあふれ、食べることに事欠かない。そんなに努力をしなくても生きていける。また、人の気持ちや思いやり、自然破壊の代償も、物で解決しようとする風潮がある。残念なことであるが現実である。
私は、この作品を通して、自然のスケールの大きさに比べ、あまりにも人がちっぽけな存在であることを痛感した。