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やっとの思いで、宿に着く事ができた。私は、安堵感を覚えた。
さあ、明日からのスケジュールを決めるため、まず、宿の中にあるツアーデスクを訪ねた。その周りの壁には3箇所の長城ツアーの写真が飾ってあった。担当者は、私の体つきから判断したのか、発達嶺の長城ツアーをすすめた。実際、私も写真機材を持ってのハードな行程は無理かなと思っていたので、他の長城トレッキングツアーはあきらめた。
今書いていると、担当者との英語でのやりとりがうまくできているように思うかもしれないが、実際は、平易な英単語を駆使しての会話?であった。さぞ、相手も疲れ果てたに違いない。
次の日、ガイドさんが、予定より早く部屋まで迎えに来た。まさか、部屋にまで乗り込んでくるとは思っていなかったのでびっくりした。
マイクロバスは、各ホテルを回り、各国の人が乗り込んできた。スペイン、ポルトガル、スリランカ、イギリス、ドイツ人と多民族であった。私以外の人に共通していることは、英語で会話ができることであった。しかし、私は、写真撮影が目的のため、そのことにはあまり苦にならない。ところどころでのバスの出発時刻のみが気にかかった。そのつど「come here time : 」とメモ書きをガイドさんに渡した。
英語ツアーは、日本語ツアーに比べ安い。参加者の数からすればその料金体系は、当然かもしれない。
ちなみに 私の知る範囲において、そのツアー料金は、日本語ツアー:380元、英語ツアー:260元、中国語ツアー:150元である。
私は、英語も中国も話せないなら、一度、中国人のなかに身をおき、一緒に生活をしたかった。勇気を持って3日後に同じルートの中国語ツアーに参加した。その事については、次回に・・・。
ツアーの途中、明の十三陵に立ち寄った。明代の皇帝たちの広大なお墓である。その中の歴代皇族の宝物が展示されている所を見学した。アクセサリーなどの造形は、素晴らしく緻密で、造り人の粋を感じた。
その後、ヒスイ館に立ち寄り食事をした。そこは、建物の造りから内装まで高級感あふれんばかりの造りで、しかも案内人も美人だからこのうえない。どうも外国人専用のところであるようだ。そこで出された食事は、大変美味しかった。何も買うつもりもない私は、お得感でリッチな気分を味わった。
食事を済ませて万里の長城(八達嶺)へ向かった。ガイドさんが、上るのに楽なロープーウェイにしますか?それとも観光用滑車にしますか?と聞いてきた。全員がロープーウェイの方と答えた。どうしてその時のやりとりが私は理解できたのか今となっては不明である。
さすが万里の長城からの景色は、雄大である。山々の緑と空の色そしてそこに垣間見える果てしなく続く万里の長城の土色の帯に感動した。
平日にもかかわらず、多くの観光客が列をつくったかのように、長城の石畳を埋め尽くしていた。たくさんの観光客の中から、かわいい女学生に英語で話しかけた。にこやかに英語で返答してくれた。私より流暢な英会話であった。記念に写真も撮らせていただいた。帰りの道はとても軽やかであった。