「育てたように子は育つ」と言いますが、
本当に「そうだなぁ」としみじみ…。
分からないことを息子に訊きます。
ついさっきまで、iPodをiTunesが認識してくれず、
同期できないことで困っていました。
この状態が1ヶ月ほど続いて、
iTunesのアインストールを考えていた程です。
先日来、息子に救いを求めて返ってきた言葉が
「自分で調べてやってみて、アカンかったら訊いて」
「アカンから訊いてる」と言っても
「グーグルさんに訊いて」との返答。
はぁ…
でもね、
これ、私が息子に言い続けていた言葉でもあるのです。
息子に言われました。
「小学校の時、オレになんて言ったか覚えてるか?
言葉の意味を訊いても『辞書で調べ』って言ったやろ?
自分で調べて」
はい、仰る通りです…
確かに小中学校と、そう言いました…
何を訊いてもこの繰り返し。
お陰で私は、PCトラブルの大抵のことを
自分で解決できるようになりました。
でね、何でもそうなんですよね。
「親の背を見て子は育つ」と言われるように、子どもは生まれてすぐから身近な人への関心を持っています。
大好きなお母さん・お父さんの様になりたいと、身近な人を親だと認識できたら、一生懸命に真似します。
褒められたい、喜んでもらいたいの一心で…
子どもが「できない」ことを咎めるのは、間違いかもしれないと気づくでしょう。
あいさつができない、ありがとうが言えない…等々、
こどもの「できない」ことは、親や身近な大人ができていないのかもしれません。
子どもは身近な大人の真似をしながら育ちます。
できないことを息子に訊く度に、
「育てたように子は育つ」を自分に言い聞かせている私です。
一昨日の夕暮れ