ほっと ひと息

ようこそ
ほっとスペースへ

「話す」は「癒す」
平穏な日々を過ごせるよう、
一緒に考えましょう

生きるってことは

2019-01-16 15:24:50 | 
お久しぶりの更新です。(^_^;)

とある記事から思い出した、私の過去のエピソード。
ちと、長いです。。。







今朝、心匠セラピスト養成講座を共に受講した大先輩のセラピストさんが紹介して下さった記事。

PTG(心的外傷後成長) ポスト・トラウマティック・グロース について。
(注:紹介されていたリンク先は某養成講座のサイトだったので、ここでは東日本大震災関連の個人サイトをリンクしました)

心的外傷後成長とは…
外傷後成長は、傷ついた人がただ元に戻るのではありません。
災害や事件の前よりも、肯定的な変化、成長が見られるのです。
それは、
「自己の強さ(自信やスキル:技術、やり方)」
「死への態度の変化」
「人間関係の重要性の認識」
「生に対する感謝の念」
「ライフスタイルの変化」
「希望(新しい事への関心)」
といった成長です。
人としての深い面での成長と言えるでしょう。





   ・・・・・・・・・・・・・




短大を卒業して、私は保母(保育士)をしていました。
そこで5年目に職業病(頸肩腕障害・腰痛症)を発症し、今でもその後遺症が残っています。

専門医の診察を受け、即、休職。
そして条件付き勤務を続けましたが、退職しても完治に至りませんでした。

当時の状態は「アザラシ」のようでした。
全身の痛みで感覚がマヒし、歩けなくなり握力さえもなくなりました。
廃人です。


そんなでしたが、廃人から人へ戻った何年か経った頃、主治医に言いました。
頸腕になったことは悲しい出来事だったけど、なってよかった」と。
主治医は泣いて下さいました。

(何故、主治医にそう言ったのか…
何が起きたのかは、読んで下さっている方々のご想像にお任せします。)



PTG(心的外傷後成長)とは、このことだと感じたのです。



その後、婚家の義父の自殺未遂第一発見者となり、PTSDにもなりました。
職業病を発症した時以上に、苦しみました。
理解者がいなかったからです。


それでも乗り越えられたのは、職業病の時の苦しさを知っていたことと、まだ7歳の子どもがいたからです。




人は苦しみをそう簡単には、乗り越えられません。

誰か支えがあるから…
自分を必要としてくれる人がいるから…


PTG(心的外傷後成長)
文字や言葉にしてしまえば、簡単なことなのかもしれません。
そして、書かれているように
「災害や事件の前よりも、肯定的な変化、成長が見られる」のかもしれません。
が、何を意味するのか、私には分かりません。


当事者は死に物狂いなのです。
気付いたら「前よりも肯定的な変化・成長」をしているだけなのです。

本人には、そんな意識はありません。
振り返るとそういうことだったのか…と、感じる程度です。


経験を通して言えることは、
「そうしなければ生きて来られなかった」こと、「それが私の運命だった」ということです。



これは、こちらのサイトにも書かれているように、ヴィクトール・フランクルロゴセラピーにも通じることだと感じます。



「生きるのは大変」
今日まで生きている私が感じていることです。



けど、辛いことばかりじゃない。
人生には、同じ数だけ楽しいことも用意されている筈。
そこに気付くか、気付かないか…
それだけの話。。。




  




いつもご訪問下さり、
ありがとうございます。



お気軽にお問合せ下さい。
hotto8010☆gmail.com
(☆を@に変えて送信してくださいね)















コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。